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ずっとドラゴンズに一喜一憂する理由

私は中日ドラゴンズが大好きだ。
2歳の頃から応援しているからかれこれ20年もの間応援し続けていることになる。

そんなドラゴンズだが、9月10日の試合を終えて借金29の最下位だ。
はっきり言ってとても弱い。今に始まった事ではないのだが、今年は特にひどい。

なかなか点が取れないのは以前からだしもはやそこまで気にならない。ただ、ピッチャーがある程度踏ん張っている中でのあと1点、ここで点を取れたら流れを掴めるというところで得点できないからこんなことになっているのだろう。

昨日は柳が2失点に抑えながら負け投手になり、10敗以上の投手がチームに4人いるという状況になってしまった。
ここまで援護がないと流石にピッチャー陣に同情してしまう。
リリーフも登板がかさみ、勝ちゲームでも負けゲームでも見かける投手というのも多い。

もう残りは20試合ほどだし、CSの可能性も完全に消えた。
Xを見ていると「立浪やめろ」という声がとても多い。正直自分もそう思ってしまっている節はある。
打つ方をなんとかすると言ったもののこの有り様。
昨日サンドラを見ている時にも岡林が英智さんにチームの雰囲気を問われていたが、答えに困っていた。
きっと雰囲気はとても重いんだろう。

投手陣に関しても、来季につながるゲームにと言いながらマシンガン継投をしてみたりとチグハグな起用。
来季につながるのであれば、勝ち負けはあるにせよ目の前の一勝よりも少しでも来年に期待を持てるような何かを生み出してほしい。
今のままでは何を目指して何のために戦っているのか全く分からない。

ファームも悲惨なので育成分野も含めて見直してほしい。
友達を連れてきているのに、上と下で起用法が違ったりするのは本当に意味がわからない。

それと、「血の入れ替え」の失敗は大いにあるのでは無いか。
京田阿部という二遊間の放出に加えてユーティリティの三ツ俣も放出。それによって村松、龍空、福永といった若手が出ているのは事実ではあるが、どちらかと言うと出ざるを得ないと言った方が正しいかもしれない


こうやって暗い要素を挙げはじめるとキリがない。

おそらくこのまま2年連続の最下位フィニッシュになるのだと思うが、少しでも「来年はいけるかな」そう思える要素を見つけたい。

今年の個人的ハイライトは2試合。
一つは8月13日の広島戦。
レフトスタンドに座っていて、すぐ隣はカープの応援席。
ライデルが堂林にホームランを打たれた時の歓声はとても胸に刺さった。
しかしその裏石川と宇佐見のホームランでサヨナラ勝ち。こういう試合をたまにやるから嫌いになれない。
もう一つは初めまで遡って3月31日の開幕戦。
小笠原の熱投と周平の一打で思わず泣いた。
あれを見て「今年は強い」そう思っていた。

しかしシーズンが進むにつれて落ちていく一方。フラストレーションはそりゃもう溜まりに溜まっていくわけで。
試合後のコメントを見ていても他人事かよって思う部分は多いし、不満は多い。
それでもどこかで、「いい若い選手は多いし、この人たちがしっかり育成されて成長していけば数年後怖いチームになれるよな」と思い続けている。思い続けてしまっているという方が正しいかもしれない。

親会社の話にも触れたいが、止まらなくなるのでやめておく。

こんな弱いチームを応援し続けて楽しいのかと言われるかもしれないが、楽しくはない。
それでも何かを信じて応援し続けることに意味があるのかなと私個人としては思う。
あくまでも個人的な感想。

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