日記Vol.9 手を取り合わないNPO

 こんばんは✨
体調はさっぱりよくありませんが、できることも少ないため、久々に気合を入れていこう!と思って書いております。

 さて、表題の通り「NPO」の話です。
我が県にもNPOはたくさんありますし、他にもたくさんありますよね。
私、「なぜそのようなNPO法人が無いのでしょうね?」と聞かれてから、ずっと考えていることがあります。ちなみに返答は「個々のNPOや取り組み自体は存在します。包括して取り組む大きい仕組みのNPOはありません」と言いました。
全容は大体そんな感じなのです。

 農家の規格外(小さすぎる)問題へ取り組んでいるNPO、あります。
農家の後継ぎ問題に取り組んでるNPO、あります。
ホームレスに賄いを提供しているところ、あります。(住めるとは言わない)
子ども食堂を開いているところ、あります。(被虐待児がいけてるとは言わない)
精神障害者が立ち上げるNPO、掃いて捨てるほどあります。
それのどれが悪いとかじゃないと思っています。
運営者や理想が違えば一緒に働きたくないとか思うし、五名に達しないとそもそも設立できないとかいう問題に目を向けていないまま努力だけしてる人も居ます。

 ただ、それはサブタスクの業務か、一過的な業務(NPO)なのです。
包括的、持続的、そういう目で見ると続かないものが多い。
仕組みを流動的に捉えていないからです。

 私は社会福祉を学ぶ際に、全ての分野が一直線上にあるものだという意識で学んできました。よく聞くのはゆりかごから墓場までですね。
一部だけの問題ではないのです。
その人が生きている限り、困っている限り、常にあり続ける困りごと。
児童福祉も、障害福祉も、高齢福祉も、地域福祉も、全てそうです。
なぜ切り離して考えられるのか、逆に私は疑問なのです。

 私が設立したいNPOは、そういう意味でも流動性を重んじます。
確かに、分不相応なことをすれば大きい痛手にはなるでしょう。
ただ、私がNPOを設立したいのは、ボランティアに感覚が近い。
利益が欲しいのではなくて、困っている人が減って欲しい。
ただ、困ってる人の抱える問題にお金が纏わりやすいというだけです。
お金が纏わる以上、お金を回さねば困りごとの解消をしたとは言えません。

 そういう意味では、大きいことをしようとしているのかもしれませんね。
途方もないとか、何とかかんとか言われるかもしれませんが。
言われながらも実現してきたのも、また私という人間ではありました。
無理だ無理に決まってるって言われることを現実にしてきた。
出来ない出来ないって言ってるから出来ないんだ。
出来るよやろうよって言ってみればいいのにと。

 NPOって、個々が個々の特技があるから、中々締結しない感じありますけど、大きいNPOほど他者と連携しているものです。
私のつくるNPOもそうありたいのです。
何故かというと、私が取り組みたい内容とそこの独自性が同じであるなら、手を取り合う方が社会貢献への道は開きやすいからです。
けれども何故かNPOを作りたい人って、自分の考えから出てこないところがあるんですよね。なんでだろう。
手を組めば、もっと大きなことができて、もっと多くの人が助かるのにね。

 私のやりたいことと、合致しているNPOの方。
よかったら協賛者として、一緒に取り組んで行きませんか。
バラバラに頑張るのではなく、領域を決めて協力する感じです。
そうすることで、例えば「障害者雇用をする」と謳う会社は利益が出るでしょう。障害者も集まってきますからね。
ホームレスは職がないというだけですから、畑仕事も教えれば覚えることはできるでしょう。
社会福祉は繋ぐものです。
一見違うように見えるものを、同じところに集めて、それぞれの選択によって分岐をしていくことができる。
そのための「選択肢」が、「他のNPO」であっていいと、私は思います。

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