日記Vol.14 好きなものの話をしよう

 こんばんは✨
一回消しての再考です(^^)💧
ちょっと……暗すぎるかなって!!仕切り直しだ。

 さて、好きなもののことですね。
和ものが好きーとか、骨董品がすきーとか、まあ色々あるのですが……。
なんかね自室がどんどん昭和くらいの景観になっていくんですよね笑
その中でも、取り上げて書いてみようと思ったのが、ヒガンバナです。

 友人に「ヒガンバナ好きなの?縁起が悪いイメージしかないんだよなあ……」と言われる、ヒガンバナ。まあたくさんある他の名前も、いい印象のものはあまりないですね。多くの人はこう思ってるんでしょう。
父くらいの世代の人は「非常食の話?」と言ってくれるでしょうか(笑)
私もそう返された時はポカーンとしたものです。
毒のある部分以外は可食部だし、群生するから、食べ物が減る時期の食べ物になっていたそうです。そんなこともあるんだなあ。

 さて、では私はどうなんですか?というと、単純に好きです。
意味が仄暗いことも好きですし、単純に花として好き。
ヒガンバナのデザインと聞くともう盲目的に貯金に励むくらいです。
一時期、好きな作家さん(アクセサリー作家)がヒガンバナのものをたくさん作っていたので、かんざし、ピアス、イヤーフック、ヘッドドレスを注文しました。一時期財布が氷河期になってました。。。(笑)
でも、結局は和物が好きな私ですから、和服とかも多いわけで、和服とヒガンバナって結構合うんですよね(*'ω'*)

 ちなみに和服の一部と全ての装身具(ヒガンバナ以外)は祖母のお下がりです。今のご時世で木櫛ですよ。和鏡ですよ。古いにもほどがあるでもそれがいい。
お金が掛からないのに好きなものがお下がりで手に入るって幸せだなあ~(*'ω'*)💞
祖母の趣味はそこそこ私に似ていて、豪華絢爛ではない大人しめのデザインでありながら、ブランドっぽいものを持っています。何故だか祖父母はブランドっぽいものを多く持っていますね。形見分けにもらった水盤とか、私が用途を思いっきり明後日の方向で使ってますけど、父曰く「経年でどんどん値段がつり上がるものだぞ。お前は目が好いな」と言われました。
それ骨董品店の店主にも言われました……。現時点では安いけど、10年もすれば3倍くらいの値段にはなってるだろうって。

 話が逸れました。ヒガンバナでしたね。
群生しているのも圧巻ですが、私は道端にぽつんと咲いているのも好きです。大学に通ってた頃は通学路に3輪だけ咲いているとかいう面白いところがありましてね、ヒガンバナの時期には必ずそこを通っていました。
今は通院の時に1輪だけ咲いてるところがあるので、そこを通ります。

 みんながどんなに「心証が悪い」とか「縁起が悪い」とか「見た目が」とか言っても、私はこの花が好きです。育てられるなら育てたい(※家庭菜園のスキルがない)
見ていて飽きないし、身に着けて嬉しいし、道端で見つけたら嬉しくて眺めます。美しい花ですね。紫陽花とかスターチスも好きですが、やっぱりヒガンバナの虜だなあ~。

 あと、ヒガンバナというと、祖父を思い出すのです。
丁度お彼岸の頃に亡くなりまして、ヒガンバナの咲き誇る時期にお空へ旅立ちました。なので、ヒガンバナを見ると、一緒に祖父のことも思い出すんです。
とりたてて思い出のある人ではないんです。寡黙で、でも黒飴を差し出して、それが精一杯のコミュニケーションみたいな人です。黒飴みつけると祖父母両方思い出しますね~。
どんなに思い出がなくても。親族としての愛慕はある。
居なくなった以上、思いを馳せることしかないのは寂しいけれど、何も無かったわけじゃない。

 物にも思い出って詰まってますよね。これを見たらこの時の思い出が~って、モノを捨てられない人みたいなことを言いますけど。
花や、季節、景色、場所にだって、思い出は残っています。
そういうものを大切にしたい人間だから、何も悪し様に捉えなくていいと思うし、美しいものは美しいので、それでいいかなと。

 これからも大事にしていきたいな~。
にしてもさすがに兄からのお下がりはそろそろ限界があるかもしれないですね……でも買えないから、買い替えましょう!なんて言えるわけもなく。
まだまだ、お下がり生活は続きます。
友達がくれた青ネギの味噌汁はちょっと味が面白かった。(笑)
まあ貰いものは0円ですから、文句は言っていられない。言ってられるほど収入も無い。世知辛い。

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