見出し画像

一人になる時間の必要性

子供を育てる専業主婦にもひとりきりで過ごして心を整える時間が必要です。

働いていないのに子供を誰かに預けることに罪悪感を感じる人もいます。でも、少しの時間でもいいので、子供から全く離れてひとりの時間を持つべきだと思います。

子供を保育所に預けて働いているお母さんは、子供を預けている時間は働いているとはいえ、自分のために時間を使えます。働いているのだから自分の好き勝手なことをしていない、というのは最もですが、子供のことを常に頭の片隅に置いている状態からは解放されます。細かいことを言えば、少なくとも子供を保育所に預けた瞬間から職場までの移動時間は移動をしているとはいえひとりで過ごせます。そんな些細な自由時間さえ、子供と24時間一緒に過ごす専業主婦にはありません。

良い面と悪い面は表裏一体。客観的に見る必要があって、どっちが良い悪いということではなく、単純に人間誰でも、ひとりで心を整える時間が必要だということです。

そこで、子供を出産すれば、働いている働いていないに関係なく保育所に子供を預けられる制度ぜぜひ作って欲しい。授乳などもあるので、個人差はあると思いますが、一歳になった頃から子供と親が離れる時間を全員が普通に作れるようになったら、どれほど子育てのストレスが軽減されるかと思います。要は、仕事をすることを前提として子供を預けるのではなく、人間として生きている以上、幸福度を高めるひとりの時間を作るために、子供を預ける権利を認めるということです。出生率もどんどん低下して、子育ての苦痛がどれほどのものか、子供を生んだことのない若者が感じている、そんな時代。親は親である前に人間で、人間はこの高度な情報化社会の中で心を整える必要がある。自分の心を落ち着いて冷静にコントロールできなければ、幸せは遠のく・・・。

将来的にベーシックインカムの話も出ていますが、ベーシックインカムを実施するならその前に、子供を産み育てることの価値をもっと認めて、子育て中の親を手厚く補償してはどうかと思います。

子供が小さいのは一時の事で、永遠に小さいわけではありません。そのシーズンを社会全体で支えるというのは、別に変な話ではないはず。政治のこととか軽税のこととかよくわからないけれど、とにかく子育て中の身として、人間は誰でもひとりになる時間が必要だと言いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?