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ピアノレッスンを辞める

長男が4歳から習っていたピアノレッスンを辞めました。6年間続けてよくやったと思います。

そもそも家では全く練習もせず、ゆる~く続けていただけだったので、他にやりたいことがあるならピアノは辞めても良いと思っていました。自分の経験上、音楽を楽しむことが気晴らしになると思ったので、何かに追い詰められた時に気晴らしにピアノを弾けるようになればという、情操教育のつもりで子供達にはピアノを習わせています。

長男は全く練習しませんが、次男は割とストイックに家でも練習します。同じ環境でも、やはり個人によって好むことは違うのだと実感します。

少し前から長男がピアノレッスンに行きたくないと思っているだろうな、というのは気づいていましたが、本人が続けるとい言うのでダラダラ続けていました。

辞める決断をするのに、相当悩んだようで、私が「辞めてもいいよ」と言っているにも関わらず、自分の中で納得するのが難しかったようです。

辞めたら習い事を何も続けられない人になってしまう

と悩んでいたようです。

辞めたいと思った理由ははっきりしています。ピアノが嫌いだからではなく、パソコンでゲームをしたり動画を撮影したりする時間が必要だからです。親の私から見ても、なんかよくわからない難しいマイクラの作業をしていて感心します。これは、調べるのにも作り上げるにも時間がかかる作業をよくまぁ1人でやってるな、と思います。

だから、他にやりたいことが見つかって、そのことに時間を費やしたいのならば、ピアノを辞めても構わない。と伝えました。やりたいことを一生懸命頑張って続けられるなら、それほどやりたくないことに時間を費やする必要はないと考えます。

これが、ピアノの練習が辛いから、というだけの理由ならば辞めずに続けてほしいと私は思います。でも、他にやるべきことを自分で見つけられたのなら、そのことに全力投球できる環境にして応援してやりたいと思います。ピアノは一旦辞めても、またやりたくなったらやればいいし、やりたくならなかったとしても今までやった6年間は無駄にならないはずです。

自分で自分の人生の選択をする。それを子供達に伝えていきたいと思います。

世間や常識に囚われない「自分の人生」を生きるということを、子供達には小さな頃から意識してもらいたい。

パソコンでゲームをずっとさせるなんて親の教育がなっていない、と常識的には思われるかもしれませんが、その常識はずれな状態から彼が産み出すものを私は見てみたい、と思います。

限られた人生の時間を、自分が納得する使い方ができるような選択をする。楽しむことに費やする。子供の頃から意識して生きられれば、可能性が広がるのではないでしょうか。

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