だいじなひとのはなし

すこし、昔の話をしようかな。

わたくし、アイドルファン歴がとてもとても長く、昭和の亡霊レベルなんですが、それはいわゆる地上アイドルを愛でていた頃の話。

地下アイドルと呼ばれるジャンルにはまったのはここ最近、10年くらい。それもAKBやももクロきっかけで長いこと遠のいていた趣味に復活していなければ触れていたかどうか、、、その頃アイドルに戻してくれた先輩には感謝してます。多分その先輩はアイドルにもう興味はなさそうですがw(会ってなくて久しい)

で、
最初に触れた地下アイドルは今やyoutuberであり、tictokerで音楽制作もやっており、なんなら、あの頃よりもきゃぴきゃぴしている気がします。ま、その人の話はまた今度w

これから話すのは多分最後の女(大袈裟w)のひととの話。

出会ったのは、さっきの最初に触れたひとのライブでスタッフをしていた彼女を見たとき「うわーきれー」となって一目で気になる人に。(ほんとにきらきらしてた)

色々聞いたら、今度デビューするって話。そりゃ見ないわけにはいかないよね!初回はサイエンスでやったらしいけど、それには行けず、2回目のDuoでの対バンを見に行った。当たり前のようにトップ、周りには当然見に来ているようなオタクはおらず、対バンイベントに最初から来るような青田買い好き、もしくは似たような最初の方の演者のオタクがいるばかり。
曲も知らなかったけど応援すると決めた。主に彼女のためにw

その後、色々あって、かなり厳しい時期も経験して頑張っていたが、結局2年は持たずに活動休止になってしまった。
思えばその時に、僕のオタク人生もいろいろ終わった気もする。

クラウドファウンディングは初めて経験したし(クラウドの成功を祈って神社に祈願にいったりとか)、生誕の手伝いもした、アイドルのオフ会なんてのもそこで初めて。いわゆるミックスを一生懸命覚えたのもそこでかな。彼女たちのライブの予定があるたびに僕のカレンダーが埋まっていった。全通なんてできやしなかったが、できうる限りライブには行っていた気がする。演者とフロアが同じ人数とか、その場に彼女たちのファンは僕だけ(他のオタクはそれなりにいる)なんてのも経験した。

オタクを嫌いになったのもそこで初めてだ。
結局道半ばで活休してしまった彼女たちを最後に送るライブで、オタク同士で揉めに揉めまくった。(苦笑)主に僕以外でw
今思い返せば若気の至り(多分その時点で全員若くはないw)というかオタク同士のエゴのぶつかり合いだったように思う。
スルースキルもなかったし、何より、主役をないがしろにしているのが許せなかった。
お前の気分(プライド)なんかどうでもいいんだよ!と。

そんな事もあり「生誕(お祝い)が嫌い」はこの頃から。今でも思わなくもないが、そのお金は演者に還元するべきと思ってしまう。僕自身がお金なし男(苦笑)なため、承認欲求を満たす分のお金より、直接対価を渡したいと思ってしまう。(両方出せるような強い方はこの限りではありませんw)

もちろん生誕のあれやこれは喜ばれている(むしろお金より、そっちが欲しいって話もあるとは思う)のだろうけど、生誕が終わってからカンパなどを募っているのを見ると誰かが重荷を背負っているのもなんか違う気がする。むしろ先に予算を確保してやるなら、まだわからなくもないが。

話がずれた。
かくして、僕の生きがいは終了するかに見えたが、そうはならなかった。

彼女はその後もいろいろと形を変えて活動をしてくれた。最初のグループから姿を変えること4回かな?今の場所にたどりついたようだ。これは確実に言えるが、あのころバキバキに揉めた奴らは、今、彼女に会いに来ていない。オタ卒とか、他界とかなのかな?しらんけど。あまりに会わないものだから僕のせいかな?と思ったりもする。(苦笑)

それでもその頃からの(特に揉めていない)人はたまに来てくれるらしいし(オタクの顔などほぼ覚えられないのでアイドルってすごいなって思うし、覚えられない人は向いてない気もする)
長くやるのも才能だと思う。運も情熱もスキルも出会いも必要だし、何より好きでなければ。
彼女がどこにたどりつくのか、可能な限り見届けられたら。と思う。(可能な限りというのは僕側の問題、寿命w)

そうそう、
それ以来、オタクとしての僕の矜持は決まった。

1.演者より目立たない
盛り上げるのは大事。ただ、演者より目立ちすぎるのはダメ。お前見に来てんじゃないんだよ。

だから、オタクのガヤとか結構センシティブ。今行ってるとこにはそれなりにタイミング悪い人いるから気になったりはする。言わないけどw(お前何にもしないじゃんと言われると返す言葉はありません。さーせん。)

2.オタク友達はあまり積極的に作らない。
最初にできたオタク友達が奇跡的にいい人ばっかりで、本当に運がいいと思う。いつも感謝しています。

普通に考えれば、そりゃ意見の食い違いはあるだろうし、合う合わないなんて普通のことだろうし、でもやっぱり楽しみで行っているところで嫌な気分になるのは違う気がするので、そういう意味でも余計なファクターが増えないように。

話してみればいい人いっぱいいるかもしれないけどね。

そりゃ気が合うオタ友いる方が楽しいに決まってるよ!!!だから自由と引き換えに孤独w

最終的には老犬(ぼふぼふいう感じ)目指していますw
端っこにいる。あんましうごかない。長く一緒にいる。目立たない。
後方老犬ヅラ目指します。

犬飼ったことないけどw




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