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利用者を車輛に監禁ー津山市のデイサービス大智

 デイサービスでの虐待は珍しいのではないでしょうか?しかも車に監禁するとは・・・驚きです。

 岡山県の津山市は、株式会社大智が運営する地域密着型通所介護事業所「デイサービス大智」(定員10名)で虐待などの人格尊重義務違反や運営基準違反があったとして、この介護事業所に対して、新規利用者の受け入れを3か月停止する行政処分を発表しました。

 津山市によると、以下のような人格尊重義務違反や運営基準違反があったとのこと。

  • 管理者が、利用者1人に対して、チャイルドロックの掛かった車に閉じ込める身体的虐待を行った。

  • 一昨年12月以降、利用者14人の地域密着型通所介護計画書を作成せずにサービスを提供し介護報酬を請求。

  • 利用者の水分摂取量や機能訓練の内容について、事実と異なる記録を行っていた。

  • 虐待防止のための指針も作成していなかった。

 ようするに、利用者を監禁し、無計画に介護し、報告も嘘で固め、虐待防止なんてどうでもよい、ということでしょうか?

 記事によると社長は次のように語っていると言います。

 取材に男性社長は「管理意識不足が引き起こし、あってはならないこと。研修や体制の見直しを通じて再発防止を図る」と話している。

2024.08.23 山陽新聞

 少々、意味が良くわかりませんが・・・
 デイサービスの事業開始が2007年ですから、もう17年くらい事業運営を行ってきているので、介護事業の初心者というわけではありません。
 また、デイサービスの職員は管理者が1名(社長)と介護職員常勤が2名に非常勤が1名。併設の居宅介護支援事業所にケアマネが1名の非常に小さな会社・事業者です。

 やはり、17年の年月を経る中で経営が惰性に流れてしまったのかもしれません。介護事業を少々めていたようにも思われます。 
 


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