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介護施設の週休3日制

 介護付き有料老人ホームのチャーム・ケア・コーポレーションは、2025年5月までに約90カ所ある全施設で介護職員を対象に週休3日制を取り入れるといいます。
 約1100人の正社員のアンケートでは、約5割の職員が週休3日制を「利用してみたい」と答えたといいます。

 この週休3日制は、別に週の総労働時間が少なくなるということではなく、1日8時間労働(休憩時間1時間とすれば拘束時間は9時間)を10時間労働(拘束時間は11時間)にして、週3回の休みにするということです。

① 週休3日体制の仕事日の生活はどうなる?

 1日10時間、拘束時間11時間とすれば、1日24時間の生活はどのようになるのでしょうか?
 拘束時間が11時間+通勤時間1時間(30分×2)+睡眠時間8時間+食事2時間{(調理30分+喫食30分)×2回}とすれば、その他の自由になる時間は2時間程度となります。
 このたった2時間でお風呂に入ったり、着替えをしたり、化粧したり、トイレに行ったり、テレビ見たり、ゲームしたり・・・
 かなり忙しい、厳しい一日になりますね。もちろん、想像ですが・・・

② 3日間の連続休みか?

 このような厳しい4日間を耐えて、3日間の休日ですが、この休日を連続して貰えるのか否かも気になりますね。

③ 年次有給休暇は得するように思うけど?

 週休3日制での年次有給休暇も気になります。
 今までですと1日の有給は労働時間8時間分が有給となりますが、週休3日制ですと、1日休むと10時間の有給ということになります。
 2時間も得しますよね。

労働時間を短縮してよ!

 いずれにしても、本当に必要なのは総労働時間の短縮でしょう。
労働時間の短縮の必要性は、以下のnoteの 「①もっと時間を!労働時間を短縮せよ」をご参照願います。

【参照】チャーム・ケア・コーポレーションのホームページ





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