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地方創生って本当はなんなんだろう?

映画監督・シアターオーナー・2拠点生活をしている速水です。今日、シアターでの配信に関する、そもそもの「映像」の認識(cognitive)への変化を書いたのだけれど、僕は今2拠点生活というライフスタイルをしている。

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実際に始めてから、養老孟司先生(解剖学からの視点)や倉本聰さん(芸術の視点)に多くを学んでいる。
地味に情報をリリースしますが、妻が茨城県の企業型地域おこしに専任された。

さて会社を起こして地方創生、というとなんだかふんわり「人工減少を続ける田舎を元気に」というイメージだけがある。
僕は以前から芸術の視点で物事を捉えるようにしている、というかそれが生業になっている。

過去にあった古き良き日本の再生ではないんですよね、本来の創生の意味は。そこにはイノベーションというものが必要。
イノベーションというのを考えるとき「新しくていいアイデア」という感覚になりがちだけれど、先の述べた先輩方の言葉と僕のヴェーダ(インド哲学)の師匠の言葉があまりにも共通しているので書きたい。
つまり根っこを大事にする。土を大事にする。そうすれば自ずと美しい花が咲く。だから花を咲かせることに夢中になるなと。

「花をさかせることに夢中になる」これは西洋的感覚でいうと目的意識が高いGoal orientedな生き方、考え方でありとあらゆるメソッドを編み出してはそのゴールを達成しようとするものだ。しかし、土や根っこを創る、育てることには答えがそもそもない。

僕が今やろうと思っているのは、その部分。それが演出にも映画のカット割りにも全て影響してくることが今実感できるからだ。
人工減少と衰退自体は99%止められない。
では創生とは何か?
同じ作業を「これまでと違う感覚」でできる意識レベルになるところからしかそれは見えてこないだろう。
てな訳で移植型の不耕起栽培(米)が面白そうということを難しく書いてみた。

面白い拾い読み
(地方創生とは?)

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記事を読んでくださりありがとうございます。これからも、生活、生きること、暮らすこと、を見つめながら発信を続けていきます。一人でも多くの方の心と身体、生活が豊かで優しくあれたら幸いです。