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LIFE IS EXPERIENCE 今を生きる

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日本の衣食住育&アートをコンセプトにしたアクターズチャンネルの動画と記事。日本の生活様式、美を動画詩にしてお届けしています。これからの時代をどう生きていきますか?生活のために働い… もっと読む
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記事一覧

狩猟ライフ③ 命をいただく

※鹿の解体の写真を含んでいます。苦手な方は観覧をお控えください 第1話 第2話 鹿の解体 鹿の胸にナイフを刺し意識が遠のいていく様子を優しい眼差しで見つめる川辺さん。最後までしっかりと見届ける・・・ 私はふと周囲を見渡した。山と海。一つの命が儚く終わる。海も空も青々とし、風はそよぎ、静かに時は進んでいた。 車を走らせた先は "DEER BASEしかまる" ここで解体を行う。 DEER BASEしかまるの代表である高山広次さんが笑顔で川辺さんを迎える。 長身で屈強な体

狩猟ライフ② 生きること、食べること

※狩猟の写真を含んでいます。苦手な方は観覧をお控えください 1話はこちら 伊豆のオオカミ "鈴木忠治" 都会に暮らしていると、レストランなどで携帯片手に食べている皿の中身も見ずに口にかきこんでいる人たちをよく目にする。何かが壊れている。 生きること、食すること、命を育てること、命をいただくこと・・・ 肉や野菜を育てる方たちと、それを消費するだけの人間の間で静かなギャップが生まれて、それは限りなく大きなものへと変化した。それが消費社会が生んだ利便性の代償なのか?それだけじ

狩猟ライフ ① 生きること、殺すこと

仕事のあり方、生活のあり方、が問われるターニングポイントにきている。突然仕事がストップし、生活が厳しくなり、今まで築き上げてきたものは何だったのか?何のためにがむしゃらに働いてきたのか? 何をもって生き甲斐なのか。人が生きるということは何なのか? 都心の生活から離れ静岡へ移住、プロの鹿撃ちの猟師として生活する一人の女性、川辺亜希子さん。彼女なぜこの生き方を選んだのか?そして彼女から見える世界とは一体どんなも景色なのか? 出会い 川辺さんを知るきっかけは私の母が切り抜いた

好きを生きる!

千葉県のとある小さな町。 そこに移り住んで数年が経つ鈴木知子さん。 田んぼを自分の手で耕して、米を育てています。 「なぜこのようなライフスタイルを選んだのですか?」 「私、田んぼが好きすぎて・・・」 そんな出会いだった なんてまっすぐで素敵な言葉 これほどシンプルなものはない。 でも、僕たちはこんなシンプルなことができない人間になってしまってはいないだろうか?そう感じずにはいられないかった。 鈴木さんを紹介してくださったのは写真家の市毛實さん。本質を写真に静かにお