Obsidianを使って毎日のノートを取り始めた話
こんばんは。
最近、Obsidianというソフトを使って、日々のメモを取ることを始めました。
参考にした記事はこちら。
去年の今頃、Roam Researchというアプリがでまして、かなり愛用していたんですが、気づけば有料サービスになっていまして、使うのを断念。
似たものでいいのないかな〜と思っていたところ、obsidianを発見しました。
これまでにも、Workflowy、Dynalistなど、さまざまなアウトライナーのメモアプリなども使ってきましたが、Workflowyは作れるトピック数に制限があったり、Dynalistはデザインが好みでなかったり…となかなか定着して使うものがなかったんですよね。Roam Researchはかなりよかったんですが…。
ObsidianのDaily Noteという機能とテンプレート機能を併用して使っています。
これが、僕の1日のスケジュールのテンプレート。
朝と夜のルーティンは決まっているので、毎日これがToDoリストのような形で出てきます。
今日のスケジュールと書いてあるところや、やることの欄には、前日の夜に1日の振り返りをした内容から、ToDoリストを作成したり、スケジュールを決めたりします。
そうそう。ビジネス書界隈ではかなり人気の「0秒思考」という本がありますよね。僕も、この前Kindleで購入して読みました。正直、本の内容としては、実際のページ数の4分の1にまとめられる程度の内容です。
簡単にいえば、「1分で、決められたテーマについて、思っていることを書き殴れ」ということ。まぁ、厳密にはもう少しルールがあるんですが。
この0秒思考のメモメソッド、著者の赤羽さんは明記してませんけど、「筆記開示」という心理療法にかなり酷似しています。
筆記開示は、ネガティブな経験を躊躇わずに書きなぐる、というものなんですが、0秒思考はこの筆記開示をネガティブな経験だけにとどまらず、頭の中を駆け巡る思考全てに範囲を広げたもの、と言ってもいいかもしれません。
僕は、なんだか思考が反芻してしまっているなあ…と思うとき、モヤモヤしている時、寝る前、集中する作業の前などに、筆記開示をして、頭の中をいい意味で空っぽにします。これが、かなり良い。
頭の中の反芻思考というのは、考えているようで、同じ地点をぐるぐるしているだけの「考えているふり」です。でも、とりあえず紙に書くなりPCに打ち込むなりして、考えを外に出してしまって客観視すれば、思考はその出された言葉を元にさらに前へ前へと進んでいきます。思考を明確化していくこと。それが、思考を前に進めるために必要なステップです。0秒思考はそれができる。
そういう意味で、いい本です。まぁ、YouTubeにいくらでも要約された動画がありますから、興味のある人は試聴して、実践してみるのもあり。本を読んで実践してみるのもあり。本でいいなぁと思ったのは、具体的な思考テーマや、発展的なメモの方法まで書いてあること。そこまで知りたいという人は、手に取ってみるといいかもしれません。
で、話はobsidianに戻るのですが、寝る前に0秒思考で、1日の振り返りを書き殴ります。そうすると、自然と明日やるべきことが明確化されるので、それをリスト化して、翌日のDaily Noteにメモしておくわけです。スケジュールに組み込んだ方がいいな、と思うものはスケジューリングしておきます。
そして、翌日の朝、その日のDaily Noteを見返し、やることやスケジュールを確認して、1日を始める、というわけ。
かなり良いです。欲を言えば、iPhoneやiPad用のアプリが出れば最高。
皆さんもぜひお試しください。それでは。
おそれいります、がんばります。