【 出雲記 】#5 旅立ちの朝
『それぞれの神話を、人は生きる。
そして、語る。』
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遠く、近く、
それを耳にすべき誰かのために。
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他ならぬ、自分のために。
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そのために、
わたしたちは生まれるのだ。
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いよいよ10月、出雲へ。
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旅程は、17〜19日の2泊3日。
出雲に行った人たちに
おすすめの場所を聞いた。
✤ 出雲大社(これは外せない)
✤ 日御碕神社
✤ 八重垣神社
ガイドブックも買ったけれど、
場所の名前をふんわり憶えている程度で、
どこに、何が、どうあってとか、
前日の16日になっても、
位置関係も何もかも把握出来ていなかった。
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行ってからの旅程よりも、
大きな懸案があったのだ。
『地元からの始発では、
出雲行きの朝イチの便に間に合わない』
都内に泊まる??
空港近くのホテル?
今から探してとる??
「どうしたら間に合う??」
結論として出したのは、
「タクシーで始発が早いJR沿線の駅に行く」
さて、ここから当日、
飛行機に乗るまでの流れもヒヤヒヤだったが、
ダイジェストで。
✤ 無事3時に起床
✤ アプリでタクシーが走ってるか確認
✤ 入浴で身を清める
✤ そろそろタクシー呼ぶかと思った頃に、
アプリからタクシーが消える
✤ 一旦冷静になり、直感のひらめきで
幹線道路沿いの駅まで自転車で移動しつつ
タクシーをアプリで呼ぶことに
✤ 移動中に、一台見つかる
✤ 自転車を停め、駅前に着くと同時に、
目の前にタクシーが滑り込むように到着
✤ 羽田 第2ターミナル駅下車という思い込み。
第1ターミナル到着直前になって
急に違和感を感じ、調べて間違いに気付いた
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そんなこんなの流れで、
駅前に来て乗せてくれた運転手さんに
御礼を伝えつつ、
どうにか飛行機には間に合い、
スタバでモーニングする余裕すらあった。
とにかく、
とてもいい流れというか、
何かに守られるかのように、
朝一のㅤ飛行機に乗ることが出来た。
席番は、“45A”。
「4と5で、9か」
そんなことを考えながら、搭乗した。
羽田から飛び立ってすぐ、
快晴の空に富士山が見えた。
航路によるんだろうけれど、
飛びだってすぐ見えたのがうれしく、
その後も、
驚くような美しい姿を見せてくれた。
本当に気持ち良い快晴の朝で、
2泊3日の出雲旅が
祝福されているような、
そんな気がしたのでした。
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奇しくも今日、
八王子にお出かけがてら、
八王子 子安神社にて
木花咲耶姫様にご挨拶してきました。
今日は己巳の日ということで
境内の厳島神社
市杵島姫もお参りさせていただきました。
正月、松ノ内ということで
境内は結構な混雑ながら、
参拝中も湧水で銭洗の時も、
人払いをしたかのように
ひとり静かにお参りさせていただきました。
清らかな湧水の流れを
御福分けいたします。
いずれ、
富士吉田の北口本宮浅間大社も
またお参りしたいです。
#出雲記
#富士山
#木花咲耶姫
#9