気象観測システムのメンテナンス
はじめに
昨年の今頃から運用を開始している気象観測システム。
最近は特にnoteの記事にしてこなかったのだが、何ごともなく運用できていたわけではない。
いくつか課題、問題があったのだが、そろそろ運用に影響を与え始めてきたのでメンテナンスすることにした。
課題・問題と対策
まずは課題、問題の整理だが、下記の3点。
1) センサーが異常値を返して観測が停止することがある
2) 北側のセンサーが夜間を中心に湿度100%を観測し続ける(下記グラフ)
3) 自宅の南側と北側で気圧が3hPa程度の差がある(下記グラフ)
1)については、ときどき何かの拍子に異常値を返すことがあり、それがしばらく、あるいは、ずっと続いて正常に戻らない。
メンテナンスをしていて気づいたのだが、ケーブルの接触不良が原因でセンサーの値が取得できていないようだった。今回、ケーブルを交換することにした。
2)については、センサーの問題か観測環境の問題が考えられる。3)については、センサーの問題だろう。
実は、南側と北側で同じBME280というセンサーを使っているが、モジュールが異なる。
2)3)はセンサーを交換すると、解決できるかもしれない。左側のセンサーのストックが3つあったので、南側、北側ともに交換することにした。
結果
しばらく運用しながら様子を見る必要があるが、ケーブルとセンサーの交換により、現段階ではまずまずの結果が得られるようになったと思う。
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