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【天体観測デジタル化】機器接続について

はじめに

前回はRaspberry PiにINDIGO Skyをインストールして接続設定を実施した。今回はどのように観測機器同士が接続するかを説明しながらINDIGO Skyの役割を理解する。

接続例

ビクセンの赤道儀を使った場合の機器の接続例を示す(下図)。

天体観測機器の接続図(ビクセンの場合)

極軸合わせやアライメントができていれば、PCとSTAR BOOKを接続しなくてもSTAR BOOKで天体の自動導入が可能だが、PCからステラナビゲーターやステラショットのようなソフトウェアで制御する場合、PCとSTAR BOOKをクロスのLANケーブルで接続する。この場合、PCからSTART BOOKを経由して赤道儀を制御する(図上)。

図下のINDIGO Skyを使う場合には、PCの代わりにINDIGO SkyがSTAR BOOKを経由して赤道儀を制御したり、またCMOSカメラの制御をする。INDIGO Skyはサーバーとしての機能を持っており、クライアント(PC)からの指示で赤道儀やCMOSカメラを制御する役割を持つことになる。

今回はここまで

さいごに

まだ実際に図のような接続をして観測をしたわけではないのだが、頭の整理をしてみた。INDIGOの使い勝手がどのくらいなのか分からない。GearBoxやASIAIR並のことができるのであれば言うことないが、そのあたりは今後の調査になる。

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