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自ら主体的に取り組む社内風土を生み出す「複業制度」

シン・エナジーでは、ノー残業デーやサマータイム、連続5日間以上の有給休暇取得の奨励など、これまでにさまざまな働き方を導入してきました。
そして、2019年4月から新設されたのが「複業制度」です。

副業ではなく、複業。

「副業」(サイドビジネス)とは違い、「複業」の名が示すとおり、マルチタスク(=本業を二つ以上かけ持つ)を経験することで人として成長し、自身の幅を広げ、他部署の業務や委員会活動等を通じて一体感・仲間意識・幸福感を得ることができる制度です。

社外で行う副業は本業と関係しない場合が多いですが、複業は同じ社内の業務ですから、言ってみればどちらも本業。
そこにシナジー効果が生まれる可能性は大です。
またこの制度は、自身のキャリアパスを主体的・自律的に築いていくためのきっかけにもなります。

複業する社員は、本来の担当業務ではない他部署での仕事に業務時間の10%ないし20%を使います。
例えば20%の場合は、週に1日をまるまる複業に充てるのもよし、1日の20%を毎日複業に充てるのもよし。
さらにこの割合は人によってさまざまで、40%というのもありです。

複業する場合、体験レベルに留めるのではなく、その部署のメンバーとして真剣に業務に取り組むことが求められます。
成果を出して役立つことが大切で、ともに汗をかくことで、他部署の業務内容を肌で理解することができ、連帯・献身・没頭を生み出すのです。
受入側の部署も、仲間・同志を受け入れて、いっしょに業務に取り組もうという意識が生まれます。
どちらも真剣に取り組むからこそ、ちょっとした気づきも仲間のために昇華できるようになるという次第。

このようにして、自ら主体的かつ創造的に取り組む社内風土が生み出されていくのです。
いろんな仕組みで社員がますます活発に、そして当社はますます元気に。