琴弾き朗詠『源氏物語』桐壺(冒頭)
最近、原文を琴弾き歌い、自訳文を朗読でという試みをしているので、
はじめは違う古典の朗詠動画を作っていたのですが、急に思い立って、『源氏物語』を読んでみました。
想像以上に、女性の手になる物語は、読んでいて心地良いです。
おそらくは、宮廷女官たちが女主人を囲むサロンで、声で読み聞かせることを意図して書かれたと思しき、
読みやすく、音に乗せて歌いやすい印象の文体で、
読んでいて、クセになりそうに心地よかったです♬
今後、他のさまざまな作品で、ゆくゆくは字幕つきでいろいろ読みつつ、試みていきたく思います。
◎読み下し文は、角川ソフィア文庫『源氏物語』第一巻参照。
◎写真は、2014年葵祭の内覧をさせていただいた時のものです。
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