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『枕草子』朗詠 第十二段「峰は」

とても短い段。

峰の名を三つ列挙していますが、

譲葉の峰は、摂津国。新嘗祭の料とする弓弦葉が多いことから「神」
阿弥陀の峰は、山城。「仏」
弥高の峰は、摂津国。論語をふまえた和歌の縁により「儒」

との解説です。

神・仏・儒の三縁による屏風絵か何かを見ながらでしょうか。

短く簡略な段ながら、奥深い。

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