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音・楽器・調べにまつわる覚書

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琴・横笛・磐笛・鈴。 能楽や創作舞などの舞踊。 音、響き、波動、倍音。 和歌、詩歌、曲、調べなど、 日々、精進していること、探求していること、実践の中で気づくこと、探査したこと…
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2023年8月の記事一覧

待つ虫のひとり音

松虫の 夜露をのみて ひとりねの 琴かきいだき 笛に口づけ

ネパール横笛の音色・自己修練三ヶ月目の「埴生の宿」

自己修練三ヶ月目、現時点での音色の記録。 飾り気も何もない、素のままの音で、 「埴生の宿…

『魔道祖師』の「忘羨」三曲のこと

何度か書いていますが、 もともと私は、横笛について調べていて、 偶然に『陳情令』の「忘羨」…

6月から、縁あって新しく導入した、
チベッタンフルート、からの、ネパールの横笛。

名称も定かに決まっていない、土着性の強い民族楽器らしいのですが、
とりあえず現時点では、

「Antic Nepali wooden flute」

と呼ぶことで、落ち着いた感じです。

笛から、『鬼滅の刃』の曲に改めて驚愕

ずっと“和歌招く琴”の御神事・活動での即興を通じて、 「音と響き」「調べと音曲」の、奥に…

横笛に学ぶ 容易そうなことほど難しい

 未知の笛 現在 目下、自己研鑽中の、外国の笛。 当初は「チベッタンフルート」として購入…

笛と過ごす日々/楽人歌びととして

最近、横笛を吹くのが、一層嬉しくて仕方がない🎶 まだまだこれからという程度ですが、一度、自分なりに「本番」という状況を作ってみると、そこから手応えが変わってきます。 先日のご奉納で実用してから、自覚的にまた変化がありました。 まだまだ全然!自信もない…て思っても、恥をかくのを覚悟で大きな機会を経験すると、 泣くほどの反省もある反面、その後の自信ともなり、そこからの飛躍が著しくなる。 これは、どの分野でも言えることだと思います。 6月に出逢ったネパールの横笛(最初はチベッ

琴詩酒の友 〜能楽『松虫』と中国ドラマ『陳情令』

  友を偲ぶ酒 能楽に、『松虫』という演目があります。 学生の頃、これを習う際、 「これ…