第1回リトリート@奈良・天川村
7/9にかたち屋のオフラインイベントとして、
リトリートをしました…！
まず、リトリートとは、
直訳は、主に「退去・隠居・避難」など。
分かりやすく言うと、
仕事や家庭・人間関係などの日々の忙しい生活から
離れ、自分だけの時間も持ったり、
リラックスすることで疲れを癒す方法のこと。
現代の忙しい社会で、
自分と向き合う時間を持つことや
心からリラックスできる時間は
それほど多くないため、
自分自身に向き合い、
休みを与えてあげることも必要なこと。
そこで、日々頑張る自分にさまざまな方法で、
リラックスの時間を与えてあげることが大事。
心をリセットし、新しい自分で
再スタートするというポジティブな意味を持つ。
かたち屋リトリート、第1回目は
奈良・天川村。
行くまで
リトリートという言葉を聞いたことがなく、
何するんだろう？新しい自分？
リラックス？自分と向き合う？など、
はてなだらけで不安で仕方なかった。
道中も、「予定決めなくて良いのかなあ」
「何するの？」「決めなきゃ落ち着かないかも」
って感じで、実はそわそわしていたのだけれど、
かたち屋 創始者の方を始めとして
数人が「感覚や感情に従えば良いよ〜」
「タイミングがあるから決めなくて良いよ〜」と
言っていて、半ば疑いながらもリトリートに。
気温が高く、晴れ晴れしていた11〜13時。
天川村に着いてまずご飯を食べようと、
「ここが良い」と感覚で決めてくれた、カフェへ。
しかし、ランチは予約制で
泣く泣くそのカフェを後に。
車を停めて、
ふらっとお蕎麦屋さんへ。
少しバテていた体に丁度いい量とお味で
十二分に堪能しました…！
その後、面不動鍾乳洞へ。
入口付近に向かうとひや〜っとして
中に入ると別世界。
何万年、何億年をかけて
少しずつできてきたものを見て、
神秘だなあ凄いなあと思いながら進む。
私は鍾乳洞を見て何故か落ち着いた。
その後は、街並みを眺めながら
買い物したり地元の人と話したり。
地元の子どもさんが話しかけてくれて、
20分くらい一緒にわちゃわちゃしてたかな…。
このみさん(かたち屋創始者の方)
その子の家の犬と触れ合ったり、
子どもさんと遊んだり、買い物したり、
写真撮ったりと、各々したいことをしていた。
わちゃわちゃして、
あったかい空間だったし、
子どもって素直で本能に任せて生きていて
羨ましいと感じたなあ。
雲行きが怪しくなる14時。
みたらい渓谷を目指し、車を走らせる。
吊り橋を見つけて、
みんなで渡るとその時急に雨が降り出してきた。
遊歩道を進むとみたらい渓谷があったものの
山登りみたいに急な道が多く、
雨が本降りになりそうだったので
これまた泣く泣くみたらい渓谷を諦めることに。
雨が本降りになってきて、
どうしようかと思っているところに、
「さっき諦めたカフェ行こう」との一声が。
みんな賛同してcafe空さんへ
雨宿りも兼ねて向かうことに。
先に言っておくけど、このカフェでの
出来事や感じたことなどがすごく良かった。
cafe空さんに再度足を運ぶことになった一行は、
店に入るやいなや驚く。
なぜなら、シンギングボールやティンシャが
置いてあったから。
中央付近にある(だいぶ見にくい)紐で繋がれた
シンバルのようなものがティンシャ。
だれもこの展開を予想していなかったし、
ヒーリングセッションをしているところだとは
知らなかったのに、
引き寄せられたかのようにこの場所に来た。
後に話すように、
まさに今回のリトリートでしたかったことを
体験できたのだった。
雨が本降りになり、雷も鳴っている14時半。
雨の音を聞くためにみんな外の方を向いて、
誰も話さず静かな空間にただただ時間が流れていって
雨の音に加えてどこからか流れてくる
ティンシャの音かな？(定かではないけど)
落ち着く音とともに癒された。
飲み物やデザートセットが来るまで、
ほぼほぼ無言。
自然を感じる時間はゆーっくり流れていった。
「かたち屋サロンで話せなかったことを話そうとリトリートを企画したのに話さない空間ができてる」
「それは今日集まったメンバーだからこそこの空間が出来てる」
と1人が言っていて、すごく納得した。
今回のこのメンバーだからこそ作り出された
空間があり、一人でも欠けたり誰かが居たりすると
作り出せなかった空間だなあと。
注文したものが来て嗜んでいると、
いつの間にか同じ空間に居た、他のお客さんは
帰っていて、別のお客さんが来ていた。
店主と楽しそうに話す、男女二人組。
その姿にみんなの目が引き寄せられる。
1人が言っていた「只者ではない」という言葉が
あんなにも的中するなんて思ってもみなかった。
その男女二人組が、
「シンギングボールの演奏聴きたいです…！」
と言ってくれて、
内心「よく言ってくれた…」と思っていたけど、
店主は「演奏中に他のお客さんが来たら大変だからね…」と断ってしまった。
でも、少しして、タイミングが合ったのか
演奏をしてくれることに！
みんな演奏者の方を向いて、
黙想したり自然と眠りに向かったり
じーっとみていたりと様々な形で
演奏を堪能する。
あの時間は貴重だった。
生でシンギングボールの音色を聴けたのも
嬉しかったし、
雨音と相まってすごく長ーく感じて、
でも退屈なんてしなくてただただ音を感じて、
頭の中がスッキリしたような感覚で。
終わった後、
「頭の中から考え・思考がどんどん抜けてく」
「意識が飛んだ」
「気持ちよくて寝てしまった」
「体がすごく軽い」との声が。
私はスピリチュアルがよくわかってないから
とにかく不思議な感覚だった。
とにかく体は軽かったように思うし、
ふわふわとしていた、頭の中は無だった。
演奏が終わりただただ時間が流れていって
みんな凄い感覚だなあと思いながら過ごしていると、
男女二人組の女性の方が話しかけてくれた。
「皆さん静かにされてるからあまり話しちゃいけないのかなと思ってました」
開口一番に言われ、
主催者がかたち屋やリトリートのことを
話していき、盛り上がる。
男女二人組が何をしてるか気になって
聞いてみると、
お寺でヒーリングセッションをしたり、
ヒーリングマルシェを開いたりしている
凄い方達で、みんな驚く。
男性の方はハンドパンの演奏者。
女性の方はjazzシンガーであり、
サウンドヒーラー。
男女二人組の連絡先(Instagram)を
交換させてもらい、
またセッションで会いましょうと
かたち屋コミュニティでまた行きますと
約束をする。
ヨガをして
シンギングボールの音色を聞いて
お寺のお経を聞くなんて、
癒されるに決まってる。
必ず行こう、予定空けようという意見が
全員一致したところで、
男女二人組とは別れる。
カフェの後、
天河神社に寄りたかったので、
私達一行もカフェを後に。
丁度雨は止んでいた。
神社に向かう間、
余韻がすごくて終始無言。
2時間弱居たけれどもっと長い時間を
過ごしたような感覚。
貴重で美しい時間だったなあとしみじみと。
今回最後の目的地、天河神社へ着くと、
止んでいた雨が少し降ってきた。
神社の境内に向かうと、
ふわっと風が吹いて心地よかった。
あと何故かその空間だけ匂いが違ったように感じた。
(今日一日ありがとうございました)と
感謝を込めて参拝。
都会に帰りたくなかったが、
泣く泣く大阪に戻ることに。
車内は軽くおしゃべりはするものの、
無言の時間がゆっくりと流れる。
その穏やかな車内に反して、外は大雨。
傘を差してもかなり濡れてしまうくらい降ってきて、
「タイミングだなあ、タイミングって大事だなあ」と
1人が言っていて、本当にそんなことあるんだなあと
思った。
帰りの車で、
1人が悩み相談をしてそれに答えてる時間があって
みんな事業をしたり独立したりしているからこその
意見や励まし、鼓舞する言葉をかけていて、
あったかい空間だなあと、
最近嫌なニュースや出来事が多くて
気が病んでいたけど、
今日来てよかったなあと
自然と涙が溢れてきた。
その無様な姿にも温かく対応してくれて
かたち屋コミュニティはすごく温かくて
安心するなあと思いながら涙を流していた。
大阪に着いて、
ご飯を食べようという事だったけど、
私は大阪に彼氏さんが来ていたことや
曖昧な門限があることもあり、
食事前にみんなと分かれる。
梅田で、
京都からはるばる来てくれた彼氏と合流。
目の前にした瞬間、
涙がまた出てきて、
そこから1時間くらいは泣いていた。
悲しい涙では決してなくて、
安心感や安堵感が溢れて
自然と「いつもいつもありがとう」と言っていた。
私と彼氏の謎なボディーガードルールで、
私が大阪以東に行って1人で帰る時、
21時以降に駅に着きそうな時は
必ずと言っていいほど、お迎えがきて
私の家まで送ってくれる。
彼氏も大学院生なので、
勉強やプライベートが忙しいのにも関わらず、
時間を割いてくれる。
嬉しいけど申し訳なさが勝ってしまうけど
やっぱり会えるのは嬉しいから、
いつもいつもありがとうって言葉が出た。
いつもいつもごめんねというと、
謝ることじゃないよ！？
俺は会えて嬉しいよ！と毎回言ってくれるので、
ありがとうって感謝をする。
今日はリトリートで癒されて、
彼氏と会えてのんびりできて、
感謝の1日だったなあと思えた。
感覚・感情に従った1日だったからこそ、
タイミングが合って
色んな出来事や感情が生まれた1日だった。
スピリチュアル系があまり分からなくて
好きかも嫌いかも分からなかったけど、
スピリチュアルの凄さみたいなものは
分かったような気がする。
リトリート、定期的にしていきたいし
かたち屋でまたリトリートがあるなら
参加していきたいな。
振り返り終わり。
最後まで読んでいただきありがとうございました😭
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