垣間見る奥ゆかしさ。

垣間見る。
古語の世界から使われている言葉。

私は本を読む・論文を読むことが好きで
国語という教科が大好き

言葉って本当に奥ゆかくて美しい
歴史を辿っていくと
今とは違う意味で使われているものもある

垣間見るの元々の意味(古文の意味)は
物の間・すきまからこっそりのぞく、ちらとみる

男女がなかなか会えない時代、交流できなかった時代だからこその恋愛模様を描いた言葉

物理的に覗きを働くのは
今の時代なら
犯罪になってしまう可能性があるけど

垣間見るって言葉が好き

全部を見るわけじゃなくて
その人の一端だけを見る、見させてもらう

覗いてるかのようにおそるおそる
その人の感性に触れていく

その過程や行動が奥ゆかしくて
とてもとても好きなんだ

しかも一端だけを見るってのがまた良い

その人の全部は誰にも分からないし
究極的に言えば
自分でも自分の分からないところがあったりする
他人に言われて気づく自分の長所や短所、
感性、感情、があったりする

だから全部をひけらかすなんて
全部を露わにするなんて
出来ないと思うし無理にしなくて良いと思う

その人のあらゆる感性を垣間見ることで
もっとその人を知りたい欲に駆られる

全部を知れないからこそのじれったさ、
奥深さがある


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