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過去ログふりかえり(4)

So many countries, so many English

http://stace.gjgd.net/Entry/47/


 シンガポールに旅行に行った勢いで、英語で書いてみました。

ざっくり要約すると、シンガポールで使われる英語はSinglishと言って、独自のものがあるよ。中国人の英語は中国語っぽいし、マレー人の英語はマレー語っぽいし、インド人の英語はヒンドゥー語っぽいよ。

私の英語も、日本語っぽいよ。オーストラリアからの旅行者に言われたよ。

国の数だけ、英語の種類があるんだね。というものです。


 私の英語は、子どもの頃にだいぶ発音トレーニングしてもらったので、上手に聞こえるらしいです。実際の英語力はさておいて。

で、アジアではよく褒められます。この時の旅行でも、シンガポールの人からはずいぶん褒められましたし、先日もタイの人から褒められました。

そんな私でも、ネイティヴからすると、日本語っぽいらしいのです。アクセントが。


 自分の英語を録音して聞くとすぐに気づきます。母音の発音、特に「ア」の発音に、日本語の名残があります。

30年以上にわたって染み付いている母国語の音があるんですよね。

これは正直、どうしようもない。だって日本人だもん。だから、この細かな音にヘコんだりこだわったりするのはナンセンスです。

それでいいのだ。と思いませんか?

ちょっと遠くに目を向けてください。アジアの人々の英語って、独特の発音ですよ。個人差はあるけど、ネイティヴみたいな音だせる人って、そんなにいませんよ。

それでも伝わる。母国語以外の言語同士でコミュニケーションがとれる。十分じゃないか。


 まがいなりにも英語講師なので、発音なんて関係ないぜとまでは言いません。きれいなのにこしたことはない。

でも、簡単にネイティヴの発音ができると思っていたら大間違いです。できなくて、当たり前だと思っていたほうがいい。

なぜなら、日本語を母国語とする日本人だから。

日本人でも英語っぽく聞こえるコツはたくさんあります。それはまた、別の機会に。


#シンガポール #英語 #Singlish #海外旅行

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