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中小企業診断士としての8年目(2022年10月~2023年9月)を振り返ってみた

年末に合わせて?、診断士としての直近の1年(8年目)を振り返ります。
よく考えると、期間の終わりから間が空きすぎです。今度からは9月末〜10月に振り返ることにしよう、そうしよう(._.)。
2023年5月に新型コロナが5類化されましたが、過去の2年に比べると5類化前から多少動けるようになりました。オンラインでもかなりの活動ができることはコロナ禍以降実感していますが、一方で、リアルの大切さを感じ直した年でもあったように思います。

1〜5年目(2015年10月~2020年9月)

6年目(2020年10月~2021年9月)

7年目(2021年10月~2022年9月)


読書会@オンライン

月1回のオンライン読書会で、「恐れのない組織」「LIFE SHIFT2」を読みました。どちらも、一人ではあっさりした読み方になったと思いますが、複数人でワイワイ読むことで、考えが深まっていきました。あと、日本の課題が何か、とか普段考えないことも考えられるのが面白いです。
小説は、なぜか東野圭吾の加賀恭一郎シリーズを読んでました。大阪への往路、復路で読むのにはちょうどいい分量(笑)。
なかなか大きな本屋に行けない生活ですが、小説は想像力を鍛える、はよくわかります。本屋では視野を広げて本を選んで、kindle読みと本読みをうまく使い分けていきたいものです。

SDGs・ESG×中小企業診断士サミット

2022年11月、大阪府中小企業診断協会会員向けの「SDGs・ESG×中小企業診断士サミット」に呼ばれました。私がやっていることって、診断士協会での勉強会くらいなのにええんかいな?と思いつつ、ノコノコ出かけましたが(^_^;)、結果としては大変有意義でした。
オンラインでつながっていた方に初めまして、あるいは数年ぶりにお目にかかれましたし、全国で実践をやっている方の話を伺えて、本当に行って良かったです。
まだコロナが流行ってましたが、直前に4回目のワクチン接種をして出かけたところ全く問題なく、翌月12月に全国的にピークを迎えた時に地元で感染…「都会が危険の根拠って何だったの?」とその頃の世論?に小一時間突っ込みたい(。。

SDGs、2050カーボンニュートラル

上のサミット後の懇親会での雑談がきっかけとなり、埼玉県中小企業診断協会の勉強会で「SDGs de 地方創生 Online」を提供させていただきました。
1年以上前に鳥取県協会の勉強会で行って以来だったので不安もかなりありましたが、何とかなりましたし、ある程度の人数でもオンラインでカードゲームができることがわかったので、私にとっても良い学びとなりました。
全国診断協会会報にも掲載いただき、ありがとうございました。
また、埼玉県協会からも鳥取県協会の勉強会にてオンラインで御講演いただきました。

2022年12月に超少人数で新たなカードゲーム「2050カーボンニュートラル」を体験したのがきっかけで、年明けの2023年2月、3月に定数での体験会を経て(笑)、3月にファシリテーター養成講座を受講しました。
SDGsのカードゲームとまた違って、これこそこれから盛んになるカーボンニュートラル対策に当たって企業向けに使えるな〜と思いながら、企業支援には一度も使っておらず(^_^;)、5月にこれまた少人数の体験会をしたのみで止まってます…。
ただ、5月の体験会がきっかけで、9月に別のゲームの体験会が鳥取県内で初めて開催できたので、ささやかながら前進しているということでしょうか!?
診断士協会でも一度「2030SDGs」を使って勉強会をやってみましたが、本業に追われていることもあり、自主的な体験会を企画できていません(T_T)。コロナも5類化されたのでガンガン仕掛けて行こう。

デジタル推進人材育成プログラム「マナビDX Quest」

DX(ディーエックス)を扱うプログラムですが、このプログラムでのDXはデラックスと読みます。経済産業省が提供している、企業でのDXを推進する変革の考え方やプロセスを学ぶためのプログラムです。
これに関しては、別に一つ記事をまとめる予定です。
指導者がいるわけではなく、与えられた課題を自分自身、受講者同士でこなしていくですので、非常に自主性が問われます。初学者向けの資料も提供されますが、全くの初学者だとなかなかきついなと思います。軽い気持ちで参加したら、その考えが甘かったことに気付きました。
2022年8月末から本格開始され、9月末時点ではケーススタディ教育プログラムの途中でしたが、休日はかなり時間を掛けていました。一方で、日頃接することが少ない業種、職種の方からさまざまなノウハウが得られる機会となっていて、飛び込んだ価値はありました。
肝心のDX推進のノウハウは、単に教材をこなすだけでは得られないため、受講者の努力が求められます。そりゃあそうですよね。とにかく教材のボリュームも多いので、この記事を書いている2023年12月時点で参加している地域企業協働プログラムと並行して、しっかり復習しなくちゃいけません。

企業への助言・診断

思うところがあり、とあるところで企業への助言・診断の機会を得ました。仕事柄、県内の企業への診断が却って難しい面もあるため、自分にゆかりのある土地の企業の診断の機会を探していた次第です。
やり方は、診断士になる前の実務補習とほぼ同じ感じです。診断士登録後年数が経つものの、ガッチリと企業を診断し報告書をまとめるという機会が作れていなかったので、体験してみたいなあということで参加しました。
完全オンラインならではの良さ、難しさがありますが、何とか進みました。
2022年9月末時点ではまだ診断途中でしたので、この続きは次年の活動まとめで触れることにします。

中小企業診断士協会での活動

2023年になって地元でJA系のスーパーが一気に複数の店舗の閉店を発表したこと、秋田県中小企業診断協会さんが買い物弱者支援をテーマに素晴らしい報告書をまとめられていたことから、2023年5月、所属している診断士協会でいわゆる「買い物セミナー」を企画・実施しました。
思いがけず反響があり、全国から70名がオンラインで集まるという、我が協会にとってはなかなかの大イベントとなりました(@_@)。
このセミナーによっても新たなご縁が広がったことはありがたいことでした。
2023年9月に、わが家の近所のスーパーも含めて、複数の店舗が閉店しています。セミナー後、買い物環境の関係では協会として特段の活動ができていませんが、私の頭の中にぼんやりしている考えをまとめて、こちらの面でも貢献していきたいものです。

あと、これも思うところあって、診断士協会のFacebookページで、平日は毎日、セミナーや補助金などの支援制度を簡単に紹介することを2023年3月からやってます。
やってみてわかったのは、セミナーや支援制度の数の多さ(爆)。1日1投稿(1ネタ)で取りこぼしがかなり出ており、かといって複数投稿にすると人力にも限度があり…仕事柄、セミナーを行う必要性も理解はできますが、本当に情報が届いているのか、支援策が有効に使われているのか。よく考えないといけません。

ダイバーシティ経営

以前、ダイバーシティコンサルタント養成講座に参加した時の縁もあり、東京都のダイバーシティ研究会に参加してます。直近は全然集まりを覗けていません(T_T)。
LGBTQについて報告書をまとめるプロジェクトに関わらせてもらって、上述の報告書もそうですが、テーマを決めて手を動かしてまとめるということをしっかりやらないと力が付かないなと感じました。
これからの経営にダイバーシティの考え方は必須ですので、ちゃんと勉強してちゃんと語れるようにしなくちゃなあ。

診断士になって数年経って、コロナ禍を経て、自分がやりたいテーマが固まってきました。
…あれもこれもで、もう少し絞らないといけないかもしれません。
ともあれ、何もやらないと何も起きないのが中小企業診断士だと思っているので、引き続きボチボチ活動していきます。


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