読書感想 2020/04/27

投資の大原則 〜人生を豊かにするためのヒント〜 第2版
日本経済新聞出版社
著:バートン・マルキール、チャールズ・エリス
訳:鹿毛雄二、鹿毛房子

<要点>
・前出の『ウォール街のランダム・ウォーカー(マルキール著)』と『敗者のゲーム(エリス著)』の要点集約


・日常的に節約できるところは節約する(支出<収入なら自然とお金は貯まる)

・分散投資を心がける

・複利投資がよい
 配当分はそのまま投資するのが長期的にはよい。
 1000ドルで50ドル配当得た(5%利回り)の場合、
  毎年50ドル引き落として、1000ドル投資を保つ。
   →10年で50 x 10 = 500ドルの利益(50%UP)
  翌年1050ドル投資(複利)を行う。
   →(1.05)^9 = 1.55 = 550ドルの利益
  これは、20年、30年たつとさらに差が開いて来る。
  24年で倍差がつく。

・インデックスファンドが個人投資家におすすめ。
 中でも全市場型がいいだろう。
 投資を行う際は、リターンだけでなく、手数料のことを常に頭に入れておく。
 米国だけでなく、米国外対象インデックスへも投資してリスク分散を。

・債券もリスクヘッジとして持っていたほうがよいだろう。
 比率は個々人(とくに年齢、資産内訳)によって異なる。

・リバランスは適宜行う。
 例えば、毎年、株式と債券の資産比率を確認する。
 例えば、株式 6:債券 4のポートフォリオでの資産運用を行いたい場合
 好況では一般に株式での利益上がるとすると、7:3になっていたとする。

  →この場合は、株式を一部売却して得た利益分を債券に回して、6:4に戻す。
 一方で、株価が下がるときは債券が上がりやすいので5:5になっていたとする
  →この場合は、債券を一部売却して得た利益分を株式投資に回して、6:4に戻す。

・ドルコスト平均法の考え方で。

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