見出し画像

レ・クレドールってなんじゃらほい(まずは概要)

ヒドイ題名だな、まあいいけど。

わたしがこのnoteにきちんとした文章を書いたのが、自分の仕事であるコンシェルジュ、そしてレ・クレドールについてで、まあ無名の一般人の書き手としては沢山の人に読んでもらった。もっとたくさんの人たちに我々のことを知ってほしい、使ってほしい!という気持ちはいつもあるので、なんとなく知ってるけど、実際何なの?という方々のために紹介文というか、取扱説明書というか、まあそんなものを書いてみよう。

そもそも、コンシェルジュ、って何?ということから始まるが、歴史的に遡ると、ホテルやアパートの門番をこう呼んでいたらしい。それがホテルでサービスをする人に特化していったけど、その役割が新聞、雑誌、はては映画に取り上げられたせいか、現在では、ホテルやオフィス、はたまたオンラインサービスまでも「コンシェルジュ」という肩書を使い、なんか分からんけどよろず承り係は、すべからくコンシェルジュを名乗るのがカッコいい…みたいな状態になっている。

そういえば、こんな映画もあったなあ…

正直言って、コンシェルジュ命!レ・クレドール命!というわたしの立場から言わせていただきますと、あまりコンシェルジュという言葉を軽々しく使ってほしくない!という気持ちはあるんだよなあ。なんかコンシェルジュという言葉のインフレーションが起こっているようで、ちょっと。

でまあ、そういう一般的な「コンシェルジュ」と差別化する、って訳でもないけど、「オレは、レ・クレドールコンシェルジュだ!」というプライドを持って働いているわけですが。じゃあ、レ・クレドールとはなんぞや?ウェブサイトから引用してみた。

Les Clefs d’Or (translated as The Golden Keys) is a professional association of hotel concierges, with approximately 4000 members working in over 80 countries and 530 destinations, in literally every corner of the world.

拙訳すると、「レ・クレドール(訳して『金の鍵』)は、プロのホテルコンシェルジュの集まりで、80か国、530地域にわたり、およそ4000名のメンバーによって構成されている」…って感じ?

なぜ「金の鍵」かというと、コンシェルジュはそもそも門番だったので、鍵がシンボルマークだったわけですね。ソムリエの人がぶどうのバッジをつけているのと似た感じかな。現在ではその鍵は、ホテルに泊まっているゲストに閉ざされていた扉を開けて、新しい世界をお見せする、という象徴になっている。

で、コンシェルジュは実際何をするかというと、何でもする。

まあ、法律に触れない限り、ですが…もちろん。

ということは、そのホテルに泊まってるゲストは、コンシェルジュに何を聞いてもいい!という事でもあります。

ですので、自分が泊まっているホテルに専属のコンシェルジュがいたら、ぜひどんな些細な事でもいいので、何か疑問…ホテルの施設に限らず、その街の情報、その国の決まり事、はたまた人生相談…などなど聞いてみてください。プロのコンシェルジュなら、きっと喜んで相談に乗ってくれることでしょう。

そんなの、ホテルのスタッフなら当たり前でしょ?と思う人もいるでしょう。まさにそのとおり!ホテルで働いているからには、究極的にはどの部署で働いていようが、ゲストのためにはできる限りのことをするべきです。

でも、物理的に不可能な場合や、質問に応えるだけの情報や知識を持ち合わせていないスタッフもいるでしょう。

そこでコンシェルジュが出てくるわけです。我々はそれに特化した、まあスペシャリストですので。で、その中でもレ・クレドールのコンシェルジュは、わたしのようなコンシェルジュ命、のような面々なので、きっとあなたの満足するような答えを出してくれる…はずです。

その、レ・クレドールの歴史は、また次回にでも...。

この記事が参加している募集

スキしてみて