Instagram LIVEレポート -下北ワーカー食堂nayuta-
こんにちは。
SYCL コミュニティマネージャーのゆうみです。
急に気温があがり、天気予報を見ても35度を超える日がほとんどになってきました。
外は暑いのに室内のエアコンは結構寒かったり、体調も崩しやすくなりますので気をつけたいところです。
もう夏休みシーズンでお盆もやってきますが、コロナでなかなか行けなかった旅行や海水浴にいく方も多いのではないでしょうか。
こどもたちにとってもやっと外で走り回れる夏がやってきそうですね。
さて、今回は先日SYCL公式Instagramで行ったインスタライブをレポートします!今回の配信では下北沢にある「下北ワーカー食堂 nayuta」の運営代表、杉田洋平さんをゲストにお呼びしました。
杉田さんはSYCLメンバーであり、実験応援プログラム「studioYET第2期」に挑戦中です。今回のインスタライブではnayutaを始めた想いやstudioYETに挑戦しようと思ったきっかけなどをインタビューしました。
こちらのリンクからアーカイブも観れますのでぜひチェックしてみてください。
下北で働く人のために食堂をつくりたい
——まず、「下北ワーカー食堂nayuta」とはどういった食堂なのでしょうか?
nayutaはだれでも使える街の社員食堂です。
サービス内容の一つは企業の福利厚生としての機能です。
食堂と企業が法人契約を結ぶことで、その企業の社員が補助を受けて手軽にランチが食べられるというものです。
もう一つは、ワーカーの集いの場。
下北沢の色々な企業やワークスペースで働く人たちがランチを食べに集うことで、新たな交流が生まれる場にもなっています。
——nayutaを始めようと思ったきっかけは?
今年の1月、下北沢にシェアキッチンがOPENしたことをきっかけにスタートしました。もともとイメージしていたことをSYCLの運営をしている影山くんに相談したところ「面白そう!」と興味を持ってくれました。
使える場所ができたことと、協力してくれる仲間ができたというタイミングですぐに始めました。
——シェアキッチンの間借りから始め、実験をしてみて良かったことや見えた課題などはありますか?
最初はランチをやらずに週に1回、夜に営業していました。
良かったことはまず「楽しい」ということ。これまで僕はパソコンに向かう仕事をしてきたので、お店に立って自分で接客するということが新鮮でとても楽しかったです。お客さんの笑顔が目の前で見られるのはいいですね。
ただ、運営するのは想像していた以上に大変。
毎回材料や飲み物を自分で調達したり、お店を切り盛りしたり、また本業との兼ね合いもあるので合間で仕事をしなくてはならなかったり、生活の中でバランスを取るのがはじめは難しかったです。
なので、協力してくれる仲間をさらに増やさねばと思いました。
studioYETへの挑戦
——洋平さんはstudioYET2期生として今まさに奮闘中ですが、参加しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
1番の理由は集客に課題を感じていたからです。
もちろんSYCLのメンバーや近隣の方が来てくれていましたが、まだまだ認知度が低く自分たちの力だけでは限界があるので街の力を借りて集客の底上げをしたいと思い、今回studioYETに参加しました。
——studioYETではどんなことに挑戦しようとしていますか?
またエントリーしてから約1ヶ月が経ちますが、進展はありましたか?
まずstudioYETを通して実現したい目標は、「月曜日〜金曜日の昼営業をすること」と「売上を2倍にすること」です。
プロジェクトがスタートしてからは事務局のヒトカラメディアや京王電鉄の方に壁打ちをしてもらい企画のブラッシュアップを行いました。そして「補助券を発行してお店に来てもらう」という案が生まれ、すぐに京王電鉄の方が動いてくださいました。
現在はSYCLのメンバーに毎月配布しているのとヒトカラメディアの福利厚生として社員の方に配布しています。今後は他の下北沢を拠点にする企業にも配布できればいいなと考えています。
とにかくstudioYETに参加してから、事務局やサポーターのみなさん、街のみんなの協力体制がすごいんです。本当に参加して良かったなと思いました。
——今どんなメニューがありますか。
現在は火曜日と水曜日の週二日の営業で、火曜日はスコーンピザ、水曜日はビーフカレーを販売しています。
スコーンピザは手乗りサイズで、すこし中華風の味付けになっているので肉まんのような感覚もあります。小さいように見えますが、男性でも1個でお腹いっぱいになります。
水曜日はSYCLメンバーが作っている自慢のビーフカレー。のどごしさわやかで後味も脂が残らず、深みとコクのあるおいしいカレーです。
どちらもテイクアウト可なので仕事の合間にもぜひ立ち寄っていただきたいですね。
——最後に今後の展望や想いをお願いします。
nayutaの最終目標は、実店舗を持つことです。
来年を目標に、下北の街全部を巻き込んだでっかい食堂をつくりたいというのが僕の想いです。
だっておもしろくないですか!?
例えば京王電鉄、小田急電鉄、近隣の企業の人、シェアオフィスに入居している個人事業主やフリーランス、さらに学生も交えて分け隔てなくみんなで肩を並べてご飯を食べる。そこから新しいコミュニティが生まれて育っていくかもしれない。
そんな場所になれるように、みんなで作り上げていきたいなと思っています。街のみなさんの力もお借りしたいです。
ぜひランチタイムに食べに来てください。お待ちしております。
SYCLが開業してからというもの、たくさんの挑戦を見てきました。
それはどれも決して簡単なことではありません。たくさんの壁があり、超えていくためには強い意志と仲間が必要だと思っています。
インタビューの中にもあった通り、下北沢には手を差し伸べてくれる人がたくさんいます。だんだんと仲間が増え続け、ひとつひとつ乗り越えていく杉田さんをみていると、彼の描いた世界が現実になる日はそう遠くないのでは、と思っています。
下北ワーカー食堂nayuta。
みなさんもぜひ、行ってみてくださいね。
実験の力で下北沢から世界を面白くするメディア「東京都実験区下北沢」でのnayutaのインタビュー記事もぜひご覧ください!
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