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【プログラムレポート】下北妄想会議 vol.5 & studioYET 第1期

みなさんこんにちは。
SYCL by KEIO コミュニティマネージャーのゆうみです。

暑くなったり雨が降って寒くなったり、天気も忙しそうな今日この頃。
体調を崩さないように気をつけていきたいですね。

さて今回は、4月25日に開催された『下北妄想会議 vol.5』と、『誰かのやってみたいを0.5歩進めるプログラム “studioYET” 第1期』の様子を全てレポートします!

▼ 過去記事

盛りだくさんな内容になりますが、ぜひ最後までご覧ください。

下北妄想会議 vol.5 レポート

下北妄想会議で生まれる「これおもしろいね!」

今回で5回目となる下北妄想会議。
いつもは夜の開催なのですが、「夜だとなかなか参加できない」という声も多かったことから、今回初めて昼と夜の2部制での開催となりました。

下北妄想会議やstudio YETはSYCLのあるミカン下北全体で行っているプログラムのため、参加者もSYCLメンバーだけでなく、ミカン下北のテナント(従業員の方)や、下北沢の商店街の方々、京王電鉄やヒトカラメディアの社員、下北で働く”街の同僚”などさまざまな人が参加してくれています。

さらに今回は下北にとどまらず公募による参加者も増え、昼の部18名、夜の部31名の方にご参加いただきました。

妄想会議の冒頭

妄想会議の様子

初めましての方も多いため、まずは自己紹介からスタート。
最初はぎこちないですが、だんだんとみなさんの笑顔が増えていきます。

グループになって自己紹介タイム

さて、いよいよ妄想タイム。
ワークシートを使いながらみなさん思い思いの妄想を膨らませていました。なかには1枚と言わず2枚以上書いている方も。

書き終わったらグループでシェア。
さらにそれぞれの妄想に対し、「これおもしろい!」「例えばもっとこうしたらどうでしょう?」「街のこの方紹介できるのでコラボできそう!」なんて声も聞こえてきました。

コメントを付箋に書いて、妄想に妄想を重ねていきます。

今回生まれた妄想は昼と夜合わせるとなんと59妄想!
みなさんとってもいい顔をしてますね。

昼の部参加者のみなさま
夜の部参加のみなさま

最後に、studio YET 第2期の募集開始について告知がありました。
下北妄想会議に参加してくださった方でstudioYETにエントリーしたいという方もちらほら。下北沢の内側にも外側にもはみ出して、重なりあって、どんどん混じり合っていく様子にとてもワクワクしています。
(妄想会議やstudio YETについてはこちらのnoteもチェックしてみてくださいね)

ということでstudio YETの第1期の様子もレポートしちゃいます!

studio YET 第1期 レポート

2023年1月〜3月に行われていたstudio YET 第1期。
キックオフから始まり、1ヶ月おきに中間発表、そして最終発表を迎えました。

今回はSYCLメンバーの4名がエントリー!
みなさんにstudioYET 1期生として活動を終えた感想を伺ってみました。

永瀬天輝さん(SYCLメンバー / 大学生)

活動テーマ『図書館(図書館カウンター)とSYCL by KEIOの連携』

永瀬さんはSYCLのナイト&ホリデーで入居する大学生。
大学では図書館学や歴史を学んでおり、今回のstudio YETではミカン下北にある図書館カウンターのサービス「レファレンス」を使いSYCLとの連携をしたいと手をあげてくださいました。実はstudioYET第0期にも参加してくれていたので2期連続でのstudioYET参戦です。

私はstudioYET0期に引き続き参加させて頂きました。テーマは、私が大学生として図書館に関する勉強をしていたことからヒントを得、「SYCLと図書館の連携」と設定して活動しました。
図書館とビジネスを結びつけるという動きや理論自体は授業でも学ぶことが出来ます。しかし机上だけでは学べないことも多く、YETはそれを自ら試して教えてもらえる場所です。
活動を通して授業で知ることのできる知識だけでなく、「実践」がいかに重要か再認識させられ、同時に課題も見つかりました。そのような時にはプログラムサポーターの皆様に多くのアドバイス頂き、結果として少しではありますがコワーキングスペースと図書館の連携の一歩を進めることができました。
ただ学ぶだけでは「妄想止まり」になっていたことが動き始め、自分自身に更なる学びを与えてもらった、そんな充実した期間を過ごせました

永瀬さんの感想

大原茂さん(SYCLメンバー / マルチメディアデザイナー)

活動テーマ『作品や商品が完成するまでにあった葛藤やストーリー、想いを一緒に展示する「想いやり展」、アーティストと下北の日常風景を融合させる。』

大原さんはナイト&ホリデーでSYCLに入居しているデザイナー。
ご自身のこれまでの経験から、これからクリエイターを目指す人やフリーランスの方に学びの機会を提供したいと、普段からクリエイター交流会の実施などもされています。
今回は下北沢の街で頑張っている飲食店とアーティストのコラボにより想いの交換・展示を企画。非クリエイターの人たちにも「日常にもっとアートを」という想いで参加してくださいました。

 私のやりたい事は下北地域店舗さんの商品をアーティストが作品にしその際の制作の想いを文章で一緒に店内に提示するアートイベントでした。 その時点ではアーティストの心を観覧者に理解してもらうのが目的で一方的な押し付けだったのですがプログラム中壁打ちして頂く中、店主さんにも想いがあるという気付きをもらい、店主さんと想いの交換をしてもっと地域の方と太く繋がる企画へ昇華していきました。 また人の紹介や応援メッセージが勇気となり私の背中を強く押して卒業後も繋がりを維持し「想いやり展」実現に向かって進行中です
応援者の解像度が高まり個人の行動を促進する良いプログラムでした。感謝しかありません。

大原さんの感想

伊藤洸太さん(SYCLメンバー / 株式会社キッズリリー 代表取締役)

活動テーマ『東京人ブランドの作成 / 訪日外国人向けのお土産、外国人の日本旅行の新たな楽しみの提供。それを楽しむ飲食店などを中心とした販売店の応援など』

伊藤さんはフルタイムでSYCLに入居しているブランディングデザイナー。
東京生まれ東京育ちの伊藤さんは「地方出身の方が地元を愛するように、東京出身の人たちにも”地元愛”を感じてもらいたい」という想いから自身でなにか生み出してみようと0.5歩踏み出してくださいました。

『”やってみたい”を“やってみた”に。』がテーマの実験応援プログラム。やろうとして何の緒も見えず、心のどこかにそっと捨てることなく置いておいてしまってるもの。そんな誰しもにある”やってみたい”を応援してくれるならと思い参加しました。
蓋を開ければこれで世界を変える身を挺して”やってみたい”を掲げる若者と、本業に追われいつかきっと、としまってた”やってみたい”を埃被ったままテーブルにあげるおじさんらの構図がありそれだけで大きな気づきではあったのですが...あっという間の三ヶ月。この機会がなければ知ろうとしなかった見識や出会い、意識の変化がとても価値になりました。
何の緒も見えてなかった自分の"やってみたい"は心のどこかではなく、真ん中ら辺にあることに今、深く感謝しています。

伊藤さんの感想

長塚元規さん(SYCLメンバー / 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング)

活動テーマ『ONSTAGE - "表現する"を繋ぐ プラットフォームアプリ -』

最後はナイト&ホリデーで入居している長塚さん。
長塚さんは普段エンジニアとして企業に勤めているのですが、ご自身が津軽三味線やダンスのパフォーマンスや裏方の経験から、”ステージ”と”人”を繋げるプラットフォームを作りたいという想いをもち参加してくださいました。
なんと長塚さんはSYCLのこの”studioYET”に応募するために下北沢に引っ越してきたというほどこのプログラムへの熱意がありました。

studioYETに参加したことで、自分1人ではできないことを短期間で実現できました。
京王電鉄様からアセットを提供していただいたおかげで、「フライヤー大作戦」という企画を通常できないような好立地で開催することができ、ステージや出演者、来街者に価値を提供することができました。
また、プログラムの中で多くの繋がりができ、普段会うことができないような方々と直接お話しをしたり、企画を進める原動力となりました
事務局メンバーや実験にご協力いただいた方々、応援して下さった周囲の方々には本当に感謝の言葉しかありません。
今後アプリを開発しサービスをリリースしていく予定ですので、期待に応えられるよう引き続き頑張ります。
下北沢でやってみたいを0.5歩前に進めたい人には、studioYETにぜひ参加してみてください!

長塚さんの感想

こどもの頃、なにもかもが新鮮で新しいことも気になることもたくさんあって、無限に色々なものを想像していた気がするのですが、「自分の中にある小さなわくわくを持ち続けること」「自分が感じた少しのおもしろいを見逃さず探求できる心」何歳になってもその積み重ねをしていけることが豊かさなのではないかと思っています。

大人になるにつれて良くも悪くも色々なことを学び、”できない理由”まで容易に想像できるようになってしまうことがあります。
ですが下北妄想会議をしていると、実現可能性はともかく「それおもしろいね」「いいね」「やってみたいね」「どうやったらできるだろうか」と目をキラキラ輝かせながら妄想をする大人たちが、泣きたくなるくらい最高にかっこよく見えるんです。

そしてその気持ちを0.5歩前に進めて、studioYETというプログラムを活用しながら自分自身への挑戦をしている人たちもいます。

遊び心も真剣な想いも忘れない”最高にかっこいい大人たち”がたくさんいる、そんなSYCLは今日も”誰かのやってみたい”で溢れています。

ゆうみ。


studioYET第2期キックオフ 観覧のご案内

6月からstudioYET第2期がキックオフ!一緒に「誰かのやってみたい」を応援しませんか?

開催概要

【日時】2023年6月13日(火)
 第一部 19:00〜21:00 studioYET参加者によるプレゼンテーション
 第二部 21:00〜22:00 参加者・観覧・事務局混ざっての交流会
 ※懇親会にご参加の方は、お一人1,000円頂戴します

【場所】SYCL by KEIO A街区4F中央エリア

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