ヨット旅を勧める30の理由

海外のヨット乗りが、ヨットクルーズによる旅を勧める50のメリットという記事を掲載されていました。
私の経験とそのリストの見直しで、30ポイントに絞りヨット旅の魅力を簡潔にまとめたいと思います。

クルージングボートによるロングクルーズ(海外含む)では、自宅を処分して全ての所有物を整理し、大型ヨットを家代わりに旅暮らしと言うスタイルが存在します。
日本人でもごく僅かですがその様な旅人に出会う機会もあります。

ポイント1 多様な文化、習慣、古い町並み、そこに暮らす人々との出会いがある

ポイント2 その地域のバックグラウンドを理解すること、歴史を学ぶ機会も多い

ポイント3 無人島やアラスカの入江など美しい景観や、美しい自然景観との出会い

ポイント4 様々な国や地域の人々と友人となれる、そして後悔のない人生を

ポイント5 自然のリズムを知る 地球との一体感、波、風、潮流、陽光、嵐も

ポイント6 セーリングコミュニティー(共同体)との絆、助け、助けられ

ポイント7 自然の恵みを体感すること、潮の香、太陽のパワー

ポイント8 旅の行き先は無限大、世界を回る、日本沿岸をくまなく回る

ポイント9 天候や気分で変更は自由(電車やホテルの予約は不要)

ポイント10 食の豊かさを楽しむ 驚くほどの種類の素材や調理方法

ポイント11 暖かい気候を選んで常に移動 夏は北へ、冬は南へ

ポイント12 テレビ、新聞が無いとネガティブな情報に触れる事が少ない

ポイント13 解放感、自由、NO LIMIT (経済的な制約は別)

ポイント14 自宅売却で公共料金負担はゼロ、電気はソーラー、水は海水から

ポイント15 最小限の洋服と、南の海なら毎日水着で生活も

ポイント16 物の必要性が減る(ボートの収納スペースに制約るので)

ポイント17 常に学びの機会があり、やりくりを学ぶこと多し 新しい言語や地域の歴史、宗教、音楽、アートや遺跡

ポイント18 あらゆる階層の人々を出会う、人間が美しい

ポイント19 様々な動物の訪問者との出会い イルカ、鯨、亀、鳥達などなど

ポイント20 アンカリングは無料、そして多くの漁港も無料で停泊できる
人気のクルーズエリア、特に都市部は費用がかかると言う課題もあるが

ポイント21 騒音が無い世界 波を切る音、風の音、ウィンチの音ぐらい

ポイント22 毎朝、毎晩、美しい朝焼けやサンセットを楽しむ

ポイント23 アンカリングでビーチ探検 白砂のビーチ

ポイント24 航海を通してスキルを習得、自信を築く(整備、修理、荒天帆走)

ポイント25 目的の実現、達成感、幸福感、ライフバランスの充実

ポイント26 ミニマルな生活:毎日のシャワーは不要、夏なら海へドボン

ポイント27 ミニマルな生活:常に燃料、水などの制約を認知

ポイント28 新しい土地やその歴史について学ぶ機会にあふれている

ポイント29 陸から離れ、素晴らしい星空の下、夜間航海ができる

ポイント30 ゆっくり流れに任せる、人生は強要されないということ

単独無寄港世界一周とか、早さを競うレースのようなスタイルのセーリングがメディアで取り上げられます。 

小さなヨットでのクルーズは競争ではないのでさまざまなスタイルや予算で旅を続ける事ができます。

またヨットは帆船時代と同じ、自然の力を活かした旅のスタイルという意味で非常に環境インパクトは小さい暮らし方ですね。

私個人の意見としては旅とは、人や、文化とか、宗教や、歴史的背景を含む暮らしぶりを感じることが重要で、いわゆる観光地巡りは本当の旅の醍醐味ではないと感じます。 

ヨットでの旅は、同じヨット乗りとの交流がより頻繁に可能で、他の旅のスタイルより、さらに暮らしぶりに触れる機会は増えると言えます。 お互いのヨットに誘われお茶をしたりなど、ヨット旅ならではの出会いがあります。

言葉の問題は確かにあります。 ただ英語がある程度喋れれば、人々とのつながりは一気に深まると思いますし、必要であればジェスチャーや漫画でコミュニケーションも取れますね(笑)。 ただ危険回避や無用のトラブルを避けるためにも最低限の語学力は必須ですね。

最後に、誰と旅に出るかというのも重要な要素ですね。 シングルも良いです。たしかに一人であることで自由度が高まります。 しかし美味しい食事や、素晴らしい景色を見てその感動を分かち合えるパートナーがいることは旅を楽しむ重要な要素の一つと思います。 

では、良い旅を!!!




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