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22卒 就活レク No.4 「確実に面接を突破する最強スキル “SLWT(仮称)”とは?」

こんにちは。シャラリーマンです。
アクセスして頂きありがとうございます。

↑の写真は2008年以降、毎年2月に参加しているバンコクテンズの昨年の写真です。昨年まで12年連続で参加してたのですが、今年は日本人は参加できずでした。

世代や出身がバラバラで普段は違うチームに所属しているメンバーがこの大会で集まり同じチームで一緒にボールを追う、、、非常に貴重な機会だと思います。

就活サポートした学生には、就職前にこの経験をして貰いたくて、毎年参加して貰っています。

来年はこのバンコクテンズに参加出来ることを祈っています。


ということで、今回は、「必ず面接に合格する最強スキル ”SLWT”」のご紹介です。


改めて、このNoteの紹介を

このNoteでは、これまでの私の就活サポート&面接官を務めた経験を活かして、主にラグビー部員に向けた就活ノウハウを纏めていきます。

大前提として、ラグビー部の学生は確実に就活に優位であるのは間違いありません。
但し、その優位性を正確に把握した上で就活を進めた場合のみです。

このNoteでは現在、22年卒の就活生に来年4月1日までに一通りの準備を完了してもらうことことを目標に、その優位性と、それに基づいた今後のアクションプランをより具体的に書いていきます。

22年卒の就活生はもちろん、その次の年、次の次の就活生予備軍も今のうちから読んで実践頂ければと思います。

面接の合否を判断する決定的な資質とは

今回は、前回の「【解体新書】の書き方」の続きをお伝えする予定でしたが、予定を変更します。
というのも、「面接の合否を判断する決定的な資質を1つだけ選ぶとすれば何か」についていち早く書きたくなったからです。

現在の会社や前の会社で約10年面接官をやってきましたが、今では同じ選考会に臨む面接官達の中で、自分が最も経験の長い面接官になるケースが多くなってきました。

面接の前には面接官同士で作戦会議をするのですが、経験の浅い同僚達から、
「この段階まで来ると似たような学籍・経歴・エピソードを持つ学生ばかりになり合否判断が難しくなりますが、シャラさんが最終的に合否を判断するポイントって何ですか。」
と、よく聞かれます。

確かに、書類選考→1次面接→2次面接と選考が進むにつれ、素晴らしい学歴やSPIなどの良いテスト結果を持ち、秀逸なエピソードや志望動機を話す学生ばかりになります。
そのため彼らの差が付けづらくなってくるのです。

とはいえ、全員を合格させると私の面接官としての職務を果たせないので、面接中は様々な視点で学生を評価し(何とかして)合否を決めています。

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面接官との事前打ち合わせでは、「これがあれば迷わず直ぐに合格させる資質」を他の面接官に共有するようにしています。
私の経験上、この判断基準で間違いないからです。

その資質とは、
「社会人・面接官に『この学生にもっと自分のことを知って欲しい』と思わせる力」
です。
傾聴力とは少し違います。適切な日本語が見つかりませんね。。。

これは、
「社会人・面接官に『その学生のことをもっと知りたい』と思わせる力」
とも似て非なるものです。
もちろんこれも非常に重要なスキルですが、前者の方が遥かに難しいことであり、このスキル持っている学生はかなり少ないと思います。

この「自分のことを知って欲しいと思わせる」能力を表す適切な日本語が見つからないのですが、英訳すると
“Skills that leads people to want you to know more about themselves”
となるので、今回はこのスキルを仮に”SLWT”とさせて頂きます。

ちなみに前述の「学生のことをもっと知りたいと思わせる力」の英訳は
”Skills that leads people to want to know more about yourself”
となるんですかね。

就活スキルに関する文書を時々読みますが、このスキルについて触れられていることって殆ど無いですよね。

就活生やそのサポートをする人達にあまり気付かれていないながら、その結果が大きく差が出てくるのがこの”SLWT ”(仮称)だと思います。


最強面接スキル ”SLWT(仮称)”とは?

実際の面接で、「もっとこの人のことを知りたい」と思わせる学生は結構います。
ただ「自分をもう少し知って欲しい」と思わせる学生は滅多にいません。
これまでの約10年の面接官経験で、そう思わせる学生に出会ったのは10人程度だと思います。

面接を通じて、学生に会社や自分の業務に関する説明をするのは面接官の仕事の1つですが、主な業務は学生に話をさせることなのでこちら側の話は必要最低限しかしません。
また非常に横柄な話になりますが、「この学生に話をしても仕方ないな」と感じた時はそれ以上にこちらの話をしようとも思いません。
つくづく社会人は勝手な生き物だと思います。

一方で、面接が進むうちに
「もっと会社や仕事について知って欲しい、自分のこれまでの経歴を知って欲しい」
と思い、気付いたら自分が熱く話してしまっている面接がごくまれにあるんですよね。

「自分や自分の会社をもっと知って欲しい」と面接官が考えている時点で、その学生の面接合格率は間違いなく100%です。

まず、気になる女性がいる状況を思い浮かべてみて下さい。
その女性と話をするうちに、「もっと相手のことを知りたい」と思い始めれば確実にその女性が気になっている証拠ですよね。
更に「もっと自分のことを知って欲しい」とまで思った時点で、確実に相手を好きになってますよね(笑)。
同じ感情を面接官に思わせることが出来たら、、、
そう、そういうことなんです(笑)。

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↑ バンコクテンズの打ち上げの写真。最終日の夜は現地駐在員メインチーム・バンコクジャパニーズの皆さんと懇親会を持たせて頂いております。
学生のうちからこうして海外で活躍されている方々と接点を持つことで、「ラグビーという接点だけで直ぐに世界中にネットワークが広がっていく」こと認識して貰うこと、非常に意義あると思っています。


”SLWT”を身に付ける方法

では、何を心がければこの”SLWT”が身に付くのでしょうか。
この習得のための会話で意識すべきことは以下の3つに集約されます。

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・多くのトピックを提示し共通点を探し易くする
・適切なタイミングで適切な内容の質問をする
・話し手が心地良く感じる受け答えをする

ラグビー部の学生は、監督やコーチの話を一方的に聞くこと、または彼らから話を聞かれることが多いですが、学生側のリードで監督やコーチに話をして貰う機会は非常に少ないと思います。
また、後輩が先輩に根掘り葉掘り聞く機会もないですよね。

そして親御さんとの関係も大学生にもなると似たようなことがいえますよね。
「最近は部活どうなの?」
「授業はちゃんと行ってるの?」
としつこく聞いてくる親御さんに対して、「うるせーなー」と適当に返すといったコミュニケーションが多いのではないでしょうか。
私はいまだにこの状況ですが(笑)。
また、子どもから親にいろいろ話を聞き出す状況も殆どないと思います。

この生活では、”SLWT”は習得できません。

明日から実践しよう!!

ということでラグビー部の環境を活かし、今からこの”SLWT(仮称)”を磨いていきましょう!!

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明日から、誰かと1対1で話をする機会を持ち「相手に話をさせる」ことにチャレンジしていきましょう

まずは同期や後輩、そして先輩を相手に、自信が付いてきたら、監督やコーチ、大学OB、親御さんなどで試してみましょう。

その会話が終わったら直ぐに、
「話を聞き出すのに上手くいったコツ」
「イマイチだったコツ」
を書いていってください。
もちろん、勉強になった話があればその内容を書くのも忘れずに。

これを繰り返していけば、数ヶ月後には相当な”SLWT”スキルが身に付くはずです。

もちろん「最強スキル」なので、そう簡単には習得出来ません。
だからこそ、今から習得に向けてチャレンジしていきましょう!!

これまで私が就活サポートをした学生達に関しても、サポート開始当初は「私が学生に様々な質問してその回答を聞いて、また質問する」といった状況が殆どなのですが、その後数ヶ月経って本格的に面接が始まる前の時期になると、学生達の「社会人に話をさせるスキル」が相当なレベルになるので、気付いたら、私1人がずっと喋っているという状況が頻発します。


次回予告

今回はこの辺で。
今回この記事を書いている間にもう1つ直ぐに書きたい内容が出てきましたので、こちらを次回お伝えします。
「【解体新書】の書き方」を待って下さっている方、申し訳ありません。

次回の内容は、
「面接で合否判断を迷った際の切り札となる、最後の質問」
です。

そちらでご紹介するのは、学生の本質を見抜くために行う質問です。
私が就活サポートをする際や、実際の企業の面接で学生に投げかける質問ですからどうかお見逃しなく。

今回は以上です。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました

疑問・質問・コメントなどあれば、お気軽に下記Twitterアカウントからコンタクト頂ければと思います。


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