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21年卒就活組座談会 第三回 「去年の今頃やっておくべきだったこと」

今回は、2020年度就活組WEB座談会の第三回です。

WEB座談会議論事項

今回のWEB座談会の議論内容は以下です。
「去年の今頃やっておくべきだったこと」

WEB座談会参加メンバー

ユウタ:W大四年・ラグビー部OB。就職留年中。某スーパーゼネコンに内々定。
タケル:H大三年・ラグビー部。某複合機大手に内々定。
コウタロウ:R大三年・ラグビー部。某専門商社に内々定。
リキタ:K大三年・ラグビー部。某スーパーゼネコンに内々定。
シュンイチ:H大三年・ラグビー部。某製薬会社に内々定。
シャラ:わたしです。
(全員仮名です。)

「去年の今頃やっておくべきだったこと」

シャラ
振り返ってみて、去年の今頃やっておけば良かったと思うことある?

シュンイチ
僕はラグビー以外で面接官に深く聞かれても胸を張って話せるぐらいのことを何か一つやっておくべきでした。
結局、地域清掃とかボランティアとかもラグビー部としての活動として捉えられてしまう場合も多くて、ラグビーと全く関係ないエピソードを作っておけば良かったです。
一年前に戻れるのであれば、、、そうですね、勉強かな、授業とか
TOEICで結果出しておくのも効果的かも知れないですね。

あ、あと、ラグビーでも大学の部活のエピソードより、社会人との接点を持つためにクラブチームに参加してました、とかの方が面接官のウケは良かったですね。

シャラ
一年前の戻れるなら、、、ってことは、今の三年生にそのアドバイスが響くといいね。

シュンイチ
前も話しましたが、「今何したらいいんですかね。」という三年が結構いるんですよ。
去年の僕とは全然違いますね(笑)

そんな僕も去年の今頃、先輩に「今何かした方がいいことありますか」って聞いたことあったんですけど、「まだ遊んでていいんじゃない」って応える先輩ばかりだったんですよね。
で、僕もそれを信じて部活以外は遊んでました(笑)

なので今は、三年の後輩に「もう今から就活を始めた方がいいよ」と答えてます。

今年と来年では全く就活の状況が違ってくるでしょうし。
三年生の親御さん達も部員達に結構プレッシャーをかけてるみたいですよ(笑)。

シャラ
健全な危機感があるのはいいことだね。
タケルはどうかな。

タケル
そうですね。
僕は二つあるんですけど、一つ目は自分が将来やりたいことを漠然でもイメージして、それに少しでもプラスになることがないか考えて行動に起こすことですね。
僕は去年の12月に「将来海外と関わる仕事」という就活の基本方針を決めたんですけど、少しタイミングが遅すぎました(笑)。

もっと早く方針を決めて三年のうちに海外に行けば良かったと思ってます。
カッコ良く言うと、三年のうちに「夢を叶えるための行動」を起こしておくべきでした。

二つ目がエピソード作りですね。
僕も面接で、「ラグビー以外で頑張ってことは」って結構聞かれたので、ラグビー以外のエピソードを作っておくべきだったと思ってます。

シャラ
タケルのチームは自由に海外に行ったり出来るんかな。

タケル
自分の代のキャプテンは去年海外に行ってましたね。
自分ももう少し早く海外に興味を持てば、ラグビーを海外でやるって選択肢出来てたかも知れないですね。
自分の真剣度を同期やコーチ陣にしっかり話せば(海外に行くことに)みんな賛成してくれてたと思います。

リキタ
僕は大学一年の頃から柴田さん(リキタの三つ上の先輩)に就活の相談をしていて、大学三年の今頃には建設業界かハウスメーカーに行きたいと思ってました。自分でも早いと思いますね。
今考えると最上級生で就活や部活で忙しいにも関わらず、一年生の僕にいつもきっちり対応して下さった柴田さんのお陰です。

シャラ
俺が柴ちゃんと一緒に釜石にワールドカップ観戦に行った時、飯屋で偶々リキタの話になって、その時に勢いで電話したのが俺とリキタの初会話だったよな。

その電話で既にリキタはもう具体的に二つ会社名をあげてて、そして、見事にその中の一社に行くことになるとは、な。

リキタ
本当にそう思います。

シャラさん、その時僕がどちらか受かると思ってました(笑)?

シャラ

え、あ、もちろん(笑)。相当ハードル高いな、とは思ったけど。

で、後輩に今やっておいた方がいいことのアドバイスある?

リキタ
僕は既に三年春には行きたい道を決め始めてたので、それは今の時期はやっておくべきだと思います。
早ければ早い方がいいですね。

時期が深まって就活が本格化していくと本当に忙しくなって余裕が無くなるので、そこで自分の行きたい道を考え始めるのは遅いので、まずは自己分析をやって、、は今やっておくべきと思います。

シャラ
リキタの場合はお父さんの影響とか親切な先輩がいたから(進路を考える)タイミングが早かったと思うけど、そんなキッカケがない学生は何をしたらいいと思う?

リキタ
シャラさんに最初に教えて貰った「解体新書」は良かったですね。
自分の人生を振り返って、どんなタイミングでどんな心情になったのかをひとつひとつ文字におこしていく、それをまた読み直して少し悩んで書き直したり、で自分の人生を改めて振り返ることができました

解体新書を一気に書くのは時間がかかるので、今のうちから少しずつ書いていくといいと思います。
解体新書は僕には良かったです。

シャラ
解体新書は俺もその学生のことを把握するのに凄く助かるんよな。
その学生を社会人に紹介する時も先にこの解体新書を送っておけば、いきなり深い話出来るしな。


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↑ このご時世の就活でもあり、毎週土曜朝は有志でZoom使って森トレも実施していました。
私にとって、一石三鳥でした。
森、ありがとう!!
この森トレに興味ある方はここ↓をご覧下さい。

肝心のトレーニング動画、全然無いですが(笑)


シャラ
ユウタは?

ユウタ
僕は二つあるんですが、まずはラグビーを頑張ることですね。
それもただ単純にラグビーでなくて、自分なりの組織への貢献方法を考えて実践する、とかですね。
二つ目は、シャラさんに初めて言われたことですけど、世の中の動きに敏感になることですね。
簡単には、世の中で決まったことがあれば、どうしてそう決まったのか背景を考える癖をつけるとかですね。

シャラ
「政府による一世帯2つずつマスク配布」というニュースがあれば、ニュースを聞いて終わりでなく、その背景と意義まで考える、とかいうこと?

ユウタ
そうです。
時事問題に興味を持って、更に考えられるようになるのも習慣の部分だと思うので、今から徐々に時間をかけて出来る癖をつけるのが大事なんでしょうね。

僕はかなり早い段階で業界を絞ったので、日経の会員になって会社名で記事を絞って読んでを繰り返していました。
業界さえ絞れれば、業界新聞などまで使えば記事は沢山あるので、インプットは無限にあると思います。
でも、インプットはそれなりに楽しめると思うんですが、自分なりのアウトプットを出すのが難しいんですよね。

シャラ
ユウタ・リキタは業界を早く絞れたけど、まだ業界を絞れていない学生は日々莫大な情報量から業界選びをしていかないといけないんだけど、何かアドバイスある?

リキタ
ん〜、そうですね。
やりたいことって結局は好きなこと、興味あることだと思うんですよね。

普段SNSで見るものにどういう傾向があるのかは大きな参考になると思います。
僕の場合は建物の写真が載ってるアカウントを幾つもフォローしてて更新を楽しみにしてたので、これはもう(自分の就職先は)建設か住宅かな、と。

業界を絞らないとって焦るだけでなく、自分の身の回りや日々の行動や思考を一旦客観的に見ることが業界の取捨選択に繋がると思うんですよね。

SNSに関しては、自然に興味あるものを選択してるはずですし。

シャラ
莫大な情報が溢れているからこそ、その中から自分が選んでいる情報が業界に絞るのに参考になるということか。
同じ業界に行くユウタはどう?

ユウタ
その前に、まずはリキタにそのSNSのアカウントを教えて貰って僕も勉強しないと(笑)

で、情報元は会社のホームページとか何でもいいんですけど、その会社がやっていることを最低限を知った上で、その会社のどういう記事に自分がワクワクするのかも参考になると思います。
もちろん、公の情報は学生に魅力的な部分ばかり書いていると思うんですけど、それでもワクワクすることと、全然ワクワクしないことがあると思うんですよね。
そして、その会社の社員の方に会った時にそのワクワクがどうなるか、ですね。
この業界が、この会社が将来どうなるとか考え過ぎずに、自分が素直に、直感でもワクワクする業界や会社、仕事があるはずです。

コウタロウ
僕はリキタやユウタさんと少し違うんですけど、多くの業界の見ることもこの段階では大事だと思います。
僕はエントリーの時からほぼ商社一本に絞ってやってきてしまったので、今になってもっと他の業界も知った上で業界を決めた方が良かったと思ってます。
去年の今頃に戻って一年ある、となったら色んな業界の勉強しますね。

シャラ
コウタロウが「自分は商社に行きたい」と確信したきっかけってなに?

コウタロウ
池田さん(早稲田→三菱地所)に、「お金の回る仕組みを理解した方がいい。ビジネスにおける各業界・各社の役割が分かるようになるよ。」とアドバイス頂いてから、もちろん完全には理解出来ないのですが、その意識を持って業界分析をやってました
その結果、不動産の方にお話を聞いたにも関わらず、結果的に商社に対する興味が強くなっていきました。
商社の方には、「プライベートの時間は殆ど無いよ。」とかって脅されてたんですけど、商社の方に話を聞く度にユウタさんがいうようにワクワク感を感じたんですよね。

シャラ
コウタロウの大学の後輩もまずは色んな業界に興味を持って欲しいね。

コウタロウ
そう思います。

これまでにシャラさんに紹介して貰ったネットワークは色んな業界に亘ってるので、後輩に紹介出来るだけでもこれまでと全然違いますよね。

って、これまでに紹介頂いたネットワークは後輩に活用させて頂いていいんですよね。

シャラ
もちろん!

でも一つ気をつけて欲しいのは、社会常識あって、かつ誠実な学生って実は結構少なくて、社会人は不誠実な学生に数回会うともう就活生のサポートを「面倒なこと」だと思ってしまい、それ以降避けるようになってしまうんだよな。
まあ殆どの社会人は最初は「少しでも就活生の力になってげたい」と思ってるのは間違いないんだけどね。

だから、どんな後輩でも社会人に合わせるんじゃなくて、自分が「こいつなら社会人に会わせても大丈夫」って確信を持てるようになってから会わせるようにして欲しいんよな。

コウタロウ
そうですよね。
僕も最初結構厳しいこと言われましたしね(笑)

シャラ
えっ、そうだっけ。

でも、そのお陰でもう社会人が集まるどんな場所に行っても大丈夫だよ(笑)

コウタロウ
あ、え、感謝しております(笑)

シャラ
言い方に誠意がないからまだダメかも(笑)


今回はここまでです。
最後まで読んで頂き、誠にありがとうございました。WEB座談会第四回に続きます。

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