イチゴの売り方
今月の中旬から一気にイチゴができ始めてバタバタでした。
実は9月から作物の全くない期間が続き、この3ヶ月半は地獄でした…
これが農業の難しいところかなと思います。
一年通じて作物を計画的に育てて売上を上げなければいけません。
今年は暑い日が続き、10月くらいまで引っ張る予定だったトマト、ミニトマトが8月に育ちすぎて終わってしまいました。
最後は一気にでき始めたため売り先もなく安く大量に売りさばくという状態になりました。
今回の失敗を経てトマトの加工品として、瓶に入ったトマトのオリーブ漬けを開発しました。
これを炒めてパスタにしたら絶品なのですが、まだいまいちアピールできてないので、売り方を考えないといけないと思ってます。
さて、、、、今回のイチゴですが今のところ絶好調です。
農園のある場所が兵庫県三木市という場所で「ゴルフのまち三木」としてアピールしてます。
そのため、近くにも数々のゴルフ場があります。
イチゴを作り始めた当初からゴルフ場で販売することはずっと考えていました。
ただ、ある程度の収量が伴わないと定期的に納品できないので、少し慎重になってました。
不定期の納品になると、ファンがつかないのでそこは結構重要視してます。
今年の3月ごろから車で10分の所にある「三木ゴルフ倶楽部」に納品させていただき、お客様の反応も良かったので手応えは感じてました。
ゴルフ場の紹介は不動産関係の社長さんがゴルフ会員権をお持ちということで支配人を紹介してもらいました。
どの業種でもいえることですが、紹介してもらうときは、どの人の紹介してもらうかがとても重要だと思います。
今回で言えばその不動産会社の社長さんが贔屓にしてるゴルフ倶楽部であったため、すぐに話は決まりましたし、かなりの数購入していただきました。
その販売実績があったので、今回その支配人から「オリムピックゴルフ倶楽部」という車で2分のゴルフ場の支配人を紹介していただき、新たに置かせて貰うことになりました。
12月なのに暖かいということもあり連日お客様も多く、納品すれば即日完売で、かなりいいスタートダッシュが切れてます。
元々、ゴルフ場にイチゴを置きたかったのは理由があります。
県外から富裕層がくること
ゴルフのスコアを競うこと
家族に後ろめたさがあること
1.三木のゴルフ場には神戸、大阪、京都、奈良まで幅広い地域からゴルフをしに来ます。今回のゴルフ場はプレーフィーも安くはなく、ある程度の金額なので富裕層のお客様が多いです。
2.ゴルフはスコアを競います。負けた人が勝った人にイチゴを購入するということが考えられます。逆もしかりです。
3.ゴルフは土日など休みの日が多いです。仕事休みの日にゴルフに行くと奥様から白い目を向けられる。そんな時にイチゴというお土産はかなりの武器になるんです。手土産があるのとないのとでは帰ってからの空気が全く違うのです。
上記3点は私の体験談から導き出されたもので確信めいたものがありました。
今のところはうまくはまってます。
この辺りの売上キープしつつ、来年からはイチゴ狩りをオープンさせるので、もっと売上を上げていく予定です。
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