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EUツアーを終えて episode4 -アメリカ人マネージャーとの出会い-

シンクロニシティーが起こる時は、自分が正しい方向に向いている時。

今までそんな風に信じてきたので、この絶好のタイミングでジャスティンに出会えたのはとても良い兆候のように思いました。

UK行きの風がTHE SYAMISENISTの背中を押してくれている。

ジャスティンは結構不思議なやつで、まるで申し合わせて待ち合わせしたかのように「Hi, JACK. How is it going?」とか言ってくるもんだから、俺もそれを受け入れて自然な感じで隣に座った。

「THE SYAMISENISTの事でジャスティンに相談がある。」
「単刀直入に言うとうちら2月にヨーロッパツアーに行くことにしたんだけど、ジャスティンのサポートが必要なんだ。渡航費はもちろんこちらで出すので一緒に行く事を検討してもらえないかな。」

彼の返信は、"興味ある寄り"の「オーケー、考えさせて。」でした。

前回の投稿でも言及しましたが、インディーズバンドが単体で海外ツアーをするのは様々なリスクが伴います。
なのでUKツアーの成功に彼は不可欠です。なんとか良い返事が貰えないか祈りつつ、数日後、同じスタバのテラス席で集合してました。

熱いコーヒーを飲みながら、まずはお互いの近況報告から始めました。

彼は英語の教師をメインの職業としていて、その傍ら音楽のイベントを定期的に打ったりして暮らしていたのですが、今後英語の事業を減らし、今後もっと音楽で仕事を生み出せるように方向転換して行きたい。特に、日本と海外のバンドのブリッジになるようなそんな役割をMore Than Musicで担いたい。

そんな熱い思いを語ってくれました。

自分の魂の叫び、そして囁きに耳を傾けることはとても重要な事に思えます。人生は一度きり。
例え大金をはたいたとしても自分の人生を代行してくれる人は自分以外誰もいないので、何かを代償にしたとしても真にやりたい事を実行に移し、目標向かって命を燃やすことが大事だと思っております。

そんな部分もジャスティンと共通していたりして、すっかり僕らは意気投合し、彼はとても良い返事をくれました。

「去年イギリスの音楽シーンを視察しに行った時に色々繋がったコネクションもある。長期間日本を離れることは経済的なリスクもあるけど、More Than Musicが今やりたい事とも一致してるし、自分自身のヴィジョンにも繋がる。是非一緒にUKに行きたい。」

「早速現地のメディアやヴェニューのリストを作ろう。」
※ヴェニュー=ライブハウス

AWESOME!!  素晴らしいツアーパートナーをゲットしたと確信しました。

第5章へと続きます。お楽しみに。

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寂空-JACK-  #収束後のより良い世界を願って



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