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大学入学共通テスト(リーディング) 対策編①

 「大学入学共通テスト(リーディング)戦略編」をまだ読んでいない方はこちらを読んでからの方が解説の理解が深まると思うので,ぜひご覧下さい。

* 「戦略編」はこちら☟https://note.com/syamamoto/n/n51c39aa3fc21

 今回は,共通テストの最も特徴的ともいえる,"fact"なのか"opinion"なのかを判別させる問題について,試行調査を用いて分析と対策を講じてみたいと思います。

 この問題は,共通テストで新たに出題される予定の「新傾向」の問題です。したがって,学生からも「解きにくい」とか「解き方がわからない」というコメントを聞きます。この類の問題が出題されるのは,学習指導要領にある「事実と意見を区別して理解したり伝えたりすることができる」ということを意図した問題だと考えられます。確かに,相手の発言を「事実」なのかその人の「意見」なのかを考えながら聞いたり,相手に伝えるときも「事実」なのか自分の「意見」なのかを明確にして伝えることは重要なのです。

 問題は大学入試センターのHP上で公開されているので,こちらから必要に応じてダウンロードしてください。

平成29年度試行調査(第1回)
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h29_01.html
平成30年度試行調査(第2回)
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 扱う設問は,第1回の第2問(A)の問9と第2回の第2問(B)の問9と問10です。PDFの1ページ目に,この問題の「考え方」がまとめられているので,それを読んでからこの問題に取り組んでもいいですし,まず問題を解いてみてPDFで「考え方」と「解説」を読んでもいいと思います。

* PDFはこちら☟


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