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大学入学共通テスト(リーディング)対策編⑩

 これで「対策編」は最後となります。図表やグラフの読み取りです。英語の試験では,大学入試センター試験でも出題されていたので,目新しいものではありませんが,図表やグラフを読み取るときの着眼点はどこかなどを示しながら,再度確認をしてみたいと思います。

 扱う問題は,試行調査の第2回の第6問Bです。図表やグラフに関連した問題は問2のみですが,これまでの復習もかねて,第6問Bのすべての問いの解説をしてあるので,すべて解いてみてください。

 問題は大学入試センターのHP上で公開されているので,こちらから必要に応じてダウンロードしてください。

平成30年度試行調査(第2回)
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30_1111.html

 図表やグラフを含んだものを「非連続型テキスト」といいます。私たちは日常生活で,文字だけからなる文書(これを「連続型テキスト」といいます)を読解しているわけではありません。図表やグラフなどが含まれていることもしばしばあります。つまり,「連続型テキスト」と「非連続型テキスト」を行き来しながら読解を行っているのです。
 したがって,読解力を測定するときには「連続型テキスト」だけでなく,「非連続型テキスト」も取り入れるべきだというのが,これから始まる共通テストにおける英語や国語の流れだと考えられます。

* PDFはこちら☟

 

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