恋するように仕事をする

高校生の頃、又はただ単純な専門学生だった頃の私は
痛々しい恋をしていた。
憧れを恋心だと思い込んでいた。
好きなひとの一挙手一投足目から離せなくて、
小さいことで一喜一憂した。
その人と同じ消しゴムやペンを購入したり、
机や椅子のその人と触れたところを再度触ったり・・・

少し前にあったドラマのタイトルのように
あまりにも痛々しいと思うけどもただ青かった。

社会人になって今ではこんな痛い恋愛をすることは滅多にないけども
※0じゃないところが個人的に悲しいところ。

この沼に入り込むような感覚で痛々しい恋の仕方は
形を変えて、私の仕事の仕方になっている。

誰にも真似をして、なんて言えないくらい泥臭い
私の同僚は「見ていて痛い」と呟くくらい

私は仕事をすると周りが見えなくなってしまう。
例えば一つの案件を受けるとそのことだけに全力投球
その案件に恋してしまう。
恋してしまうのは、お給料が入るのもあるが純粋に学校の勉強などとは違って、
仕事をしているとき私は充足感でいっぱいになる。
充実していてるような幸福感で感情が埋め尽くされる。
だから、仕事で凹むようなことがあれば衝撃で一週間くらいご飯が食べれなくなってしまうこともしばしば。
仕事に入りすぎて上司に止められることもある。

世間の感覚ではこの働き方はガラパゴスで忌避される時代だと思ってる。
それは仕方がないことだし、早期fireした人にとっては
ある意味病気か?なんて言われるような感覚だとも自覚している。

私も こういう自分が病気だとは思ってます。
でも、こういう風に仕事をすることでクソッタレな毎日が
恋をすれば色付くように
仕事をすれば少しは明るくなるような感覚がある。

この仕方は恋をしたように仕事をすれば少しは楽しくなるといった感覚であって
毎日働きたーいとか仕事が嫌いだいった感覚とは別物だということだけは
理解していただきたい。

私は日曜の夜は憂鬱だし、金曜の夕方は時間が経過するのが楽しみだ。

恋愛に似た仕事の仕方をするのが私だ。
明日も明後日も愛しの会社に行くために頑張るのだ。

#仕事のポリシー

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