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【日記】「同伴出勤」は日本人独特の文化!?

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■居留許可の申請


中国で長期滞在するには、住んでる場所の警察に「居留許可」を申請する必要がある。
ビザの更新を行ったので、ふたたび居留許可を申請することになった。


そこでこの日の午前9時に警察に到着。

番号札を受け取ると「19番」。
「まさか!」と思ったけど、やっぱり「19人待ち」。


結局、番号を呼ばれたのは11時半。
その間、警察の中の人を観察していた。
気になったのは「警察官」の態度が大きいこと。
署内を、まさに肩で風を切りながら我が物顔でかっぽしていた。


例えば、警察官の特権と言わんばかりに、彼らだけがタバコを吸っていた。
もちろん、署内は禁煙だ。

灰皿は外に置いてあったけれど、入り口から少し話して置いてあった。
灰皿を入り口のすぐそばに置くと、煙が室内に入ってしまう。
それを避けるために、入り口から離して設置しているようだ。

にもかかわらず、警察官は署内を歩きながら、すぱすぱとタバコを吸っていた。

注意すると、逮捕されるのだろうか?と疑問に思った。


11時半に番号を呼ばれたので、必要書類を提出して処理を進めてもらった。
ところが、しばらくすると「すぐに手続きは終わりません。後でもういちど来て下さい」と。

「前回はすぐに処理してもらえたのにおかしい」と、手続きをしてくれているうちの総務の女性が食い下がった。

これに対する警察の回答は

「だって、もうすぐお昼休みだから間に合うわけないでしょ!」

と。

なるほど、これが「お役所仕事」と皮肉を言われる仕事のやり方か、と納得してしまった。


■夜のお店への同伴出勤は日本の文化


夕食を食べるためにホテル近くの居酒屋に。
4人掛けテーブルが5席、10人用の個室が2つ、カウンター4席の小さなお店。

ただ、このお店は料理が美味しいのだ。

料理長も含めて従業員は全員中国人で、オーナーも中国人とのこと。
それでも、料理の味が「日本っぽい」というのが特徴。


この日もお店はいっぱいだったので、一人寂しくカウンターで食べていた。

すると、1人のきれいな女性が「2人大丈夫?」と入ってきた。
カタコトの日本語だったので、中国の女性だとすぐに分かった。
そして、女性の化粧や服装、振る舞いから、いわゆる「水商売」の女性と推測できた。


彼女が席に着いてすぐに1人の男性が入って来た。
こちらはすぐに「日本人」だと分かった。
要するに、日本人が水商売の女性と同伴出勤する前の食事に来ているということ。


コレ自体は何の問題もないし、ボクも何も感じない。
やりたい人はやれば良いし、やりたくない人はやらなければ良いだけだ。


ただ、中国人から、この「同伴出勤」が日本人独特の文化と見られていることは興味深い。

これは、上海人から言われたことだ。

「日本人」はお店に行く前から努力を始めてお店の中でも努力する
「中国人」と「韓国人」はお店の中で努力する
「欧米人」はお店に行かず外で努力する


品の無い話だけれども、オモシロイと思った。
ここで言う「努力する」とは女性を口説くこと。

日本人はお店だけでなく、店に行く前から口説きはじめ、お店の中でも口説くそうだ。

中国人と韓国人は、無駄な経費は掛けたくないので、店の中でのみ口説くそう。

そして欧米人は、そういったお店に行かずに、バーなどで素人を口説くとのこと。

全ての人に当てはまることではないけれど、言い得て妙だな、と思った。

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