【日記】上手な文章が書けるようになる一番良い方法
■久しぶりの寝坊
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「ななじにじゅっぷん!?」
目が覚めた時に、何となく「いつもと違う感じ」を感じて飛び起きた。
何が違うのかは分からない。
カーテンから漏れてくる光の具合なのか。
それとも「いつもよりも長い時間を寝た」という感覚なのか。
とにかく「いつもと違う感じ」を感じたので慌てて時計を見た。
そして、めちゃくちゃ焦った。
ホテルの前まで来てくれる出勤用の社用車の出発時間だったからだ。
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すぐに運転手に電話して先に出発してもらうようにお願いした。
ボクの次に、総経理(=社長)を迎えに行くことになっているので待たせる訳にはいかない。
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寝坊なんて何年ぶりだろうか。
最近、何か変だと思う。
起きたい時間に起きられない日が週に何度かある。
疲れなのか、他に身体の問題があるのか。
心配性のボクは何か不安な気持ちが抑えられなくなってきた。
■「元」部下は編集長
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チームメンバに送っているメルマガを書き上げた。
こちらから一方的に送りつけているので、正しくはメルマガではない。
ただ、定期的に送り続けているので「メルマガ」と呼んでいる。
そこに書いてあるのは、部長であるボクが考える
-チームのあり方(理想のチーム像)
-働き人のあり方(理想のビジネスパーソン像)
だ。
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このメルマガを始める前は
部長とはいえ、一社員の価値観を押し付けるのは良くないのではないか?
と悩んだこともあった。
ただ、ある時に気が付いたのだ。
年に3回あるメンバーに対する評価は、先に書いた2つの理想像を元に評価している。
つまり、ボクが考える理想像に近づく行動をしている人を高く評価しているのだ。
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だから、この「メルマガ」を送り続けることは
「部長の評価基準」を評価前に伝える
ことになっていると気がついたのだ。
要するに、フィードバックではなく、フィードフォワードだ。
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この取組を始めてちょうど一年を迎え、書き方を改善することにした。
メールの送り方、書き方を、より読まれやすいように改善を試みた。
ただ、大幅に変更を加えたので、メンバーに送る前に誰かに確認してもらいたかった。
改善ではなく改悪になっていてはダメだから。
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そこで、元部下に読んでもらうことにした。
この元部下は、ボクとは感性が真逆の女性で、衝突することが多かった。
ただ、お互いに意見を言い合える信頼関係があったからの衝突だった。
そのため、彼女がやめた後もお互いの考え方を指摘し合う関係が続いている。
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改善した「メルマガ」を読んでもらった結果、評価は最低であった。
指摘内容をまとめると「部下に読んでもらう文章になっていない、自己満足な文章」ということだ。
上司が部下に対して感じている不満をそのまま文字にしているだけ。
上司を尊敬していない限り、そんなものを読みたいと思う部下はいない。
上司は心の中で不満を感じても、伝える時はスマートにシンプルにすべき。
読ませる文章を書くべきなのに、そういう気遣いが感じられない。
要するに読む側の気持ちを無視した文書になっている。
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なるほど、と腹落ちする内容ばかりだった。
今後は、ボクの編集者として公開する文章を事前にチェックしてもらいたいと思った。
同時に、この日記を書き始めた理由である
言語化能力を上げるためには文章を書いて、
そして書き方を他人に指摘してもらう
ということも納得できた。
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