今日見た夢 2021/12/3(完全自分用)ーどうしても気になったのでー
気が付くと、私はエレベーターの中にいた。
エレベーターは私を乗せてゆっくり降下しているようだ。
行き先を示すボタンには「地下」のランプが灯っている。
エレベーターが止まって扉が開く。
「地下」とあったものの、そこは平凡な建物の中だった。本当にどこにでもあるような建物の内装。
強いて例を挙げるとすれば、病院に近いだろうか。
しかも薄暗い。いや、赤黒い。
どろどろした血のような色で、軽くめまいがするような気がする。
建物の中のようだが誰もいなかったため、とりあえず歩いてみる。
気が付くと私は病室のようなところにいた。しかも人が複数いて、何かを話し合っている。
しかし、彼らの声は聞こえない。口は動いているのにも関わらず音声だけが聞こえないのだ。
ただ、なぜか彼らは私のことを認識できているようだ。
数人が私に目配せをしているのがわかる。
そこでは私は何もしゃべらなかった。
次に気が付くと、私はまた廊下を歩いていた。
何人かとすれ違いながら、私は今度は彼らに話しかけていた。
しかし、私を認識しているようなそぶりは見せるにもかかわらず、返答はなかった。
彼らの顔に笑顔はなく、むしろ険しい顔つきをしている者が大勢だった。
次に気が付くと、今度は部屋の中にいた。広い部屋だ。
人も大勢いて、飲み食いしながら楽しそうに話し合っている。
宴会なのだろうか。
しかし、ここでも彼らの声だけは聞こえない。
さらに今度は私のことを認識できていないようだ。
あちこち歩き回っても誰とも目が合わないし、私のことを気にしようともしない。
不思議に思っていた次の瞬間、私はとある男に注目した。
年齢は30~40代で、眼鏡をかけている。
部屋の端のほうにいるが、他の人たちと同じように飲んで食べて、それから話している。
見た目、素行とも特に目立つ点はない、普通の男だ。
しかし私は、どうにもこの男が気になって仕方なかった。
今、私が迷い込んでいるこの世界、この状況にこの男が何かしら関わっているような気がしてならなかったのだ。
気づけば私は彼を殴っていた。
殴ったといっても、眼鏡ごと彼の顔の正面に向かって平手打ちをしていたため、外傷はない。
すると、彼は眼鏡をずらしながら私を見て、そして鬼の形相で声を発した。今まで誰の声も耳に入らなかったにもかかわらず、このとき彼の声は私に聞こえたのだ。
彼はこう言った、、、、
「こいつだ.......................、こいつだ!!!!!!!」
私が後ろを振り返ると、今まで私を認識できていなかったはずの大勢の人たちがはっきりと私を見ていた。
彼らは声を発しなかったものの、その目つきは殺気を帯びていたように思う。
そしてもう一度、私はその男を見た。
すると彼は、、、、、、、
笑っていた。
(終わり)
タイトルにも書きましたが、完全に自分用です。
今までこんなことしようと思ったことなかったのに...
どうしても気になったので。
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