残る桜も散る桜

車の運転中や、カフェの席からふと窓の外を見た時。
花びらがきらきらと光を散らしながら舞い落ちる時期。次々と、いくつもいくつも。
桜は断然、花びらが落ちていく光景が好き。
満開の状態も、咲く直前の真っ赤っかな枝ぶりも好きだけど、花びらがひらひら落ちるところに一番趣がある、と思う。
散る桜、残る桜も散る桜、と自然に口をついて出る。誰だっけな、と検索したら、詠み手は良寛さんでした。うん、らしい。

朝にnoteを書いていたら、すっぴんのままいつの間にか出勤10分前になっていた。
でも大丈夫。普段から化粧は最低限にとどめているので、10分あれば十分だ。
逆に言えば、たとえ出勤まで1時間の余裕が残っていたとしても、数分で完了するメイクだけをする。そう決めておくと、とても楽になった。
マスカラやアイシャドウ、チークやハイライトを用いるメイクは、休日に楽しんでいる。

冷蔵庫からテレビのリモコンが出てきて驚いた、というような話がある。
私もやった。
いつもはタンスの上の棚に収納しているドライヤーが、朝見たら部屋の隅のお菓子のかごに入っていた。「何故ここに？？？」と思うけど、どう考えても私が入れたのだ。ぼんやりしていたんだなあ。

間もなく始まるゴールデンウィークは、さりげなく立夏を含んでいる。
暦が謳わずとも、もうとっくに初夏の日差し、という気もするけど。
楽しげなイベントも目白押し。混雑は承知の上で、一つ二つは足を運んでみようかな、と思う。