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だって休日だもん。かまやしねえ。

起きたら午前2時前だった。記憶を遡ると、21時ちょっと過ぎには布団に入ったはず。
じゃあつまり、5時間も寝てない。でもキッパリと目は覚めてる。
元々早起きではあるけど、経験上、最適な起床時間は午前4時。
それより前に起き出すと、うっすら張りついた眠気が徐々に存在感を主張して日中につらくなる。

でも構わず起きた。いわゆる丑三つ時よりも早い時間。
だって休日だもん。かまやしねえ。
眠くなったらちょっと寝ればいい。その融通がきくのが休みというもの。

私はいわゆるショートスリーパーなのかもしれない。
だいたい睡眠6時間以下で目が覚める。前述の4時起きを守れば、昼間もさほど支障はない。
「私は8時間寝ないととてもとても」という人に対して、尊いなあという思いがちょっとある。
「季節の変わり目には必ず体調を崩す人」の、その敏感さへの敬意に似てる。

眠くなったら寝りゃいいじゃん、と開き直ったショートスリーパー、午前2時から自由を謳歌するの巻。
冷たいお茶をコップに用意して、蒸し蒸しするので(寝しなに大雨が降ってたな)除湿を入れて、机に向かってモーニングノートを書いた。
書くと頭の中がすっきりして、ごちゃつきがちな棚を整頓するルーティンを思わせる。

私はA4ノートを1ページ書くけど、全ての行を字列でびっちりと埋める楽しさもありつつ、それだけ書くには1時間くらいかかる。
本家式に、毎回3ページ書く、という人はすごいな。それだけ効果を感じているんだろう。
次第にお腹が空いてくる。ノートを書き終えて、低脂肪乳をたっぷり入れたカフェオレを飲んだ。

4時頃、猫が私の部屋に2、3歩踏み入って、にゃあと鳴く。すぐ引き返していく。
縄張りを見回る日課なのだろう。
窓の外はじわじわと白む。夏至を過ぎて、明るくなるまで前より時間がかかる。
休みは涼しい朝のうちに、じっくりと走れる。運動に出かける前に軽く朝食をとろう。

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