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常に荷物過多人間の快挙〜旅の準備編〜

旅行が好きだ。
そして、同じくらい旅の準備が好きだ。

出発前夜の荷造りで、あれこれ色々思い巡らしている時が一番楽しい。
今回一番アツかったのは(一人で)、一枚羽織るものを持って行くかどうか。
脳内で「もう7月だからいいだろ派」と、「海の目の前だから夜風朝風はちょっと冷えるよ派」がしばらく戦い続けていた。
いざなれば買ってなんとかしようという手段が取れなさそうな土地なので、持っていくことに。

旅先はノーメイクで全然構わないけど、さすがに基礎化粧品とクレンジングと日焼け止めは持っていく。
基礎化粧品は普段使いのトライアルセットを。クレンジングと日焼け止めは個包装の試供品がちょこちょこあったのでそこから。
あとは眉くらいは描くか。アイブロウペンシルを一本だけ。
以上を、旅行カバンのファスナー付き内側ポケットにぽんぽん放り込む。

その外側のポケットには、積ん読の棚から本を2冊。
文庫本ならもっと荷物が軽くなるとは承知の上で、あえてどちらも単行本。
旅先のシチュエーションを考えると、どうしてもこの2冊がよかったんだ。
移動時間と、ホテル滞在中に読むつもり。

あとは最低限の着替え、ハンカチ。
小さめのノート一冊と、細身のペンケース。
飲み切りサイズの飲み物を色々入れたお茶セット。
スマホのモバイルバッテリーと充電ケーブル。
これ以上は増やさない、増やさない、と自分に言い聞かせながら。

そして財布。
最悪、現金とクレジットさえあればなんとかなる、と旅の準備の最後に唱える呪文。

以上。なんとか、大きめのバッグひとつに収まりました。
常に荷物過多なので、これは個人的に快挙。
ごつい手帳もタブレットも置いていくのだ、スマホあればなんとかなるから。

備えても備えても、一つくらいは「ああ、こうすれば良かったんだ!」と思う。必ず思う。それが旅というもの。
それが面白いな〜、と思えると、次の旅そのまた次の旅が、ますます楽しみになるのだ。

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