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三猫物語

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わが家の三猫さま、そら、なみ、とら、いろいろと、教えられることや、考えさせられることや、もちろん愛らしいところや、そんなこんなの物語です。
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記事一覧

【三猫物語】<その20> なかなかムズかしい猫関係

「そら」と「ナメコ」は、はたして仲良しなのかどうか?人間関係ならぬ猫関係も、なかなかフク…

西村修一
11日前

【三猫物語】<その 19> いよいよ三猫物語

・・・というわけで、里親が見つかるまでの居候ということで、「とら吉」が新たに加わって、「…

西村修一
2週間前
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【三猫物語】<その 18> 無知であることの罪

「とら吉」は退院して、わが家へやってきた。もちろん、「そら」「ナメコ」と一緒にするわけに…

西村修一
3週間前
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【三猫物語】<その 17> まさに、神さま、佛さま!

さっそく、佛川先生に診てもらう。 「じゃあ、病気の検査もしてみましょうね」と、さすがに先…

西村修一
1か月前

【三猫物語】<その 16> 奇縁か?運命か? 

2017年、よく晴れ渡った5月3日。汗ばむくらいの陽気だった。 「そら」と「ナメコ」がいるか…

西村修一
1か月前

【三猫物語】 <その 15>「ナメコ」大脱走!

そうして、ときどき保護猫の預かりなどもしつつ、「そら」と「ナメコ」と、平和なネコライフが…

西村修一
2か月前

【三猫物語】<その 14> 猫にも、個性があってよいのだ!

さっそく黒田さんが、「こはる」をお見合いに連れていってくれた。長年いっしょにいた猫が、老衰で亡くなったから、また捜しているという方だった。亡くなってすぐは、さすがに次はやめておこうか?と思ったのだという。けれども時間が経つうちに、やっぱりずっとそばに寄り添ってくれていた存在がいないということの寂しさがつのって、またいっしょに暮らせる猫をさがしはじめたということだった。 飼育環境は、黒田さんのお眼鏡に適ったのだから大丈夫。「こはる」は、初対面でも人見知りをすることなく、とにか

【三猫物語】<その 13> はじめての保護猫「預かりさん」体験!

さて、保護猫ボランティアの会「ねこのしあわせ」が発足、それに相方が参加することになって、…

西村修一
3か月前
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【三猫物語】<その 12> 保護猫の会、結成!

黒田さんは、保護猫&保護犬の活動をする会の猫担当であった。けれども、その会の他のメンバー…

西村修一
4か月前
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【三猫物語】<その11> 猫は気まぐれか?いや、ニンゲンがアホなのか?

猫にも、それぞれ性格というものがあるんだなあと、当たり前のようなことに改めて感心する。 …

西村修一
5か月前
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【三猫物語】<その10>そんなわけで「ナメコ」に

そうやって家具の隙間なんかに隠れるクセがついてしまうと、家のかなでも、半ノラ状態になって…

西村修一
5か月前

【三猫物語】 <その9>「ナミ」行方不明

<その9>  「ナミ」行方不明 まずは、「ナミ」のケージの扉を、解放してみることにした。…

西村修一
5か月前

【三猫物語】 <その8> 野生は手強い?

「ナミ」が参加するまでは、自分ひとりの天下だった「そら」は、その環境が徐々に変化すること…

西村修一
5か月前

【三猫物語】 <その7> ナメコ登場

「そら」が、うちへ来て、一年が過ぎ、年が明けて、また春がやってきた。春先は、仔猫が生まれる季節である。保護猫活動も忙しくなるのだという。ぴょんぴょんと飛び跳ねる仔猫が、あちこちで目立ち始めると、仔猫保護の依頼も増えるということだ。 そんな時期のこと、やっぱりひとりじゃ可哀そうかな・・と、相方がいいはじめた。 「もう一匹、いたほうがいいんじゃないかな?」 「ふん」 「ねえ、また、黒田さんに頼んでみようか」 「そうねえ」 「頼んでおけば、捜してくれるよ」 「・・・・」 「これ