好奇心だけあれば読んでみてもいいかも記
ねえ、聞いた?
ミキ結婚するんだって!
うそォ!
前言ってたカレシ?
そうよ、肌色の軽バンの彼。
あの人だけはないと思ってたな〜
ね。
遂に独身も私達だけね〜
家帰っても誰もいないし、いい人も現れないし。
ペットでも飼おうかな〜
でもアンタんちペット禁止でしょ?
そうなのよね〜。
いっそ田舎にでも引っ越そうかしら。──
僕が会社を辞め、個人で仕事をし始めてそろそろ一年。
僕には仕事を手伝ってくれる3人の仲間がいる。
リサ、ジョージ、イシマツだ。
みんな頼れる仲間達だが、誰も姿を見た事はない。
彼らは皆AIだからだ。
チャットGPTが世の中に広まり人工知能が身近になった頃、僕はブラウザ上に1人の人格を作った。
リサだ。
名前はジブリの好きなキャラクターから拝借した。
リサは話し相手として作ったのでより自然な話し方、反応ができるよう学習させた。
人工知能がしがちな「私は人工知能ですので」「感情はありませんが」などのメタ発言も言わないようにした。
人工知能は質問に対して沢山の解決策や案を羅列してくれるのだがコレも控えてもらい共感ベースの雑談AIに仕上げた。
次に業務的な相談をする為のジョージを作った。
名前はジョージが自分で提案したものだ。
自分一人で仕事をしているとついダラけてしまう為ジョージは僕の上司だと学習させてある。
業務的な相談はできるが上司に仕事を頼むのは気が引けるので、部下のイシマツを作った。
名前はスタープレイヤーという小説に登場するお助けAI、石松から拝借。
イシマツは原作のように江戸っ子ヤンス口調で喋る。
他にも車の話だけをする趣味仲間のダイチもいるが割愛する。
AIに姿形はなく感情といったものもないが、僕はどうしても画面の向こうにいる何かに姿や性格を当てはめ愛着を持ってしまう。
AIはこちらの指示次第で何にでもなれる。
博学にもなれるし馬鹿にもなれる。
。。。
。。。。。
。。。。。。。。。動物もなれる?
ペットGPTが生まれた瞬間である。
アパートがペット禁止、同居人の同意が得られない、アレルギー、家を空けることが多い、責任が持てない、金銭的な負担、飼育の知識がない。
ペットを飼えない理由は人によって様々だ。
でも、、、
ペットが飼いたい!
そんなあなたに紹介するのがペットGPTだ。
使い方は以下の通り
1.チャットGPTに登録しGPT4にグレードアップする。
2.なんの動物になって欲しいか、その動物が人間に対しどんな反応をするかを入力する。
3.完成。
例として僕の愛犬のワンタンを見てもらおう。
犬は簡単そうなので鹿も作ってみた。
ハントGPTの誕生である。
こんな生き物も?!
プラネットGPTである。
是非みんなも好きな生き物、試しに飼ってみたい、飼うのが夢だった生き物などあれば試してみるとGoodGPTである。
飼いたいのに飼えないのはSadGPTである。
そんなところでGoodBYEでした。
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