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愛犬ニアとの出会い

こんにちは。しゃちです

今から8年前の7月下旬、実家を出てパートナーと同居生活を始めた夏。
パートナーと近所のショッピングモールをぶらぶらしていたとき、たまたま閉店時間きりぎりのペットショップに入りました。

そこには小さなキャリーケースがたくさん並んでいて、子犬たちが中に入ってすやすや寝ていました。
閉店間近だったので仕方なかったのですが、子犬を見られなくてやはり残念な気持ちに。

その時ふと視線の先にひとつのファイルが置いてありました。
それはそのペットショップにいる子犬や子猫の写真や詳細がファイリングされたもの。
なんとなくそれをぱらぱらとめくっていたら、そこに先代アニーにそっくりなニアの写真がありました。

アニーの小さい頃にそっくりな子犬。
びっくりしてパートナーにそのことを話していると、後ろからそのお店の店長さんが話しかけてくれました。
抱っこしてみますか?
いつもなら遠慮して断っていたと思います。
もうすぐ閉店だったし。
でも、その時はすぐにうなづいていました。

扉の向こうから出てきた、小さな小さな茶色い毛玉。
手のひらにすっぽりおさまったその子は、全くこちらに媚を売ることをせず、何が何だかわからないといった表情で、目の前の人間より周りの景色ばかりキョロキョロ見るような子でした。

まさかこの子を家族に迎えるなんてまったく思ってもいなかったのに、それから1週間。
どうしても忘れられなくて、でも運命の子は他にもいるかもしれないと、その次の週末には近場のペットショップを何軒も回っていろんな子犬に会いました。

それでも、どうしてもあの子が忘れられない。
やっぱりあの子しかいない。
そう思ってその日に出会ったお店に行き、その子を迎えることにしたのです。

それが昨日8歳になったニアとの出会いでした。

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