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発達支援コラム 発達凸凹さん、自閉っこの子どもたちに小集団は必要?のおはなし。


#1 すごーくかけ離れていること


児童デイサービスで

個別良育指導をしているのは

日本でも少ない。

そんなお仕事を

今のところまだ現役で

させてもらっています。


個別指導はお子さん本人のスキルの向上、

つまりは能力を伸ばすことや

できた!わかった!を

引き出すことがメインになります。

十人十色なので、オーダーメイド。


たとえ課題内容が同じ場合でも

一人ずつ全く違うじかんになります。

ちなみに、完全にひとりだけのセッションです。

1時間、親子1組のみです。


オーダーメイドは本人に合わせて行うので

能力が伸ばしやすい。

引き出しやすいので結果が見えやすい。

そっか、この方法ならできるのか、

そっか、この方法が向いてるのか、

そっかーと自分探しのじかんでも

あるのかもしれません。


実は、そこで

できたから終わり!

ではなく

「そこから」が重要。

#2 ハルカカナタな距離


そこから先、それは

「汎化」「般化」「はんか」です。

すごく大切なので

書き方をかえてまで

3回書きましたが、

実にむずかしい。


私は、園・学校へ訪問支援に行くこともあるため、

個別良育と集団生活。

このふたつに、ハルカカナタな距離を

感じることがあります。

架け橋がすっぽり抜けてる感じ。


4月からうちで行っている少人数の

グループ指導をそうっと見たり、

そうっと聞いていると、

個別指導では見えなかった一面を

発見することが

たくさんあります。

いいところも要練習課題も。

特に対人面は非常にみえます。

困った時、どんな風に対応してるのかも。

そうっと近くによってきて

ぴたっとくっついてきたり。

誰もいないところに避難しに行ったり。

暴言はいてみたり。

個々、様々ですが、

そんな時は、

ちょっとお話したり、

ここにいるよと見守ったり、

お子さんがほっとしたら

一緒にそうっと輪に戻りに行ったりしています。

ほっとしたらすっと戻れます。


個別指導と集団生活の間といった

習得のアウトプットを練習できる場所、

ちょっとずつ支援を抜いた状態にしていくとか

小集団の中で発信の練習をするとか

様々な意見をいくとか、

中学生以降は友だち同士で相談するとか

解決方を話し合うとか

色々と目的としたいことはあるのですが

そんな場所が日本中に増えると

本当に良いなと思います。


普段の練習(個別指導)から、

練習試合(小集団)なしに

急に大きな大会(集団生活・社会)

出るようなものかもしれません。


意外かもしれませんが、

小集団は中学生以上の

保護者さんの方が

ニーズが高い。

社会にでるまでの汎化

そこに意識が向くから

じゃないかなと思っています。


#3 支援の最終目標は


「特性は持っている。

だから自分を知って

凸の長所そのものを活かしたり、

凹の苦手を手伝ってもらったり、

対応しながら困難さを減らし

社会生活が送れる。」


ということは、汎化って

結構な重要課題ではないでしょうか?


限定された中での成功体験は

大切です。

スタートはそれでいい。


けれど、せっかくの「できた!」を

限定された中での「できた!」で

終わらせてしまうのは

違うかなと。

日常使えなければ

習得の意味がない。

努力は実らせたいもんです。


#4 地域がメインなら?


特に「地域がメイン」で過ごしている

お子さんならなおのこと。

地域ならではのメリットもありますし

地域ならではのご苦労もあると思います。

ただ、地域の学校に通うということは

その環境の中で長い時間を

過ごしているということです。


支援がたくさんは入らない状態、

例えば習い事などで

出来るはずなんだけど、うまくいかないな。

が見えるときは、

毎日、学校でもサバイバル生活を

健気に頑張っているのかもしれません。


#5 その考えかた。キケン?


「私とならできるんです!!」

「この場所でならできるんです!!」

「この先生とならできるんです!!」

と、出来ることに限定をつけてしまうのは

ちょっとキケンな考え方かもしれません。


限定してしまうということは、

様々な人との

関係性構築のチャンスを

逃しているかもしれません。

本当にいろいろな人と関わった方がいいと

私は思います。

合う合わない、両方感じる。


自分に「合う」「合わない」を知るだけ、

むしろ、それだけでも

十分収穫といいますか、

良いんじゃないかと思います。

いろいろな価値観の中で子どもを育てることは

子どもの価値観を広げるチャンスなので、

どの経験もいい経験


四六時中ついてあげることも

一生見守ってあげることもできない。

だからこそ、誰とでも、どんな場面でも

できるにはどうする?

困った時助けてもらうにはどうする?

生きていけるように育てるにはどうする?


そう考えるのって本当に大切なことだと思います。

そう、手立てのいる時期をすぎたら

ある程度、子どもは放っておけばいいんです。

絶対に安心できる存在であればいいんじゃないでしょうか。






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