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「もうええわ!どうも、ありがとうございました。」な気分

ここ2ヶ月ほど、明らかに自分自身の流れや考え方が変わってきている。

2年くらい前から何かが変わり始めていたが、その集大成に来たようだ。これまで自分が作り上げてきた1つの世界が終わりを迎え、新しい世界の入り口に立っているような感覚がある。

その変化の一つなのか、今朝、断捨離を思い立った。特に、過去に学んできたビジネス系のものを一気に手放したい気分に。独立のきっかけになったコピーライティングの教材やマーケティング関係の書籍や教材。そして、その学習のために使ったたくさんのノート。

たくさんのお金と時間をかけて学び、今の僕を作り上げるきっかけになってくれたものたち。今までにも断捨離をしたことはあるが、その断捨離を生き残ってきたエース級のものたちでもある。

これまでは初心に帰るという意味で見返したり、新しい企画を考えるときの参考にしていたり、行き詰まったときの脳内リフレッシュのために活用したりしていたが、それももう辞めることにした。

ここ数年の変化を通して新しい世界の入り口に立っている感覚がある中で、過去を振り返るという行為が、僕の新しい世界への切り替えを阻害しているように感じるから。

潔く捨てることにした。

この感覚を言葉にしようとしたとき、「もうええわ!どうも、ありがとうございました。」という言葉が思い浮かんだ。多くの漫才師たちに使われているステージの締めの言葉だ。

どんなステージにも終わりはある。どれだけ盛り上がっていても、どれだけスベっていても「もうええわ!どうも、ありがとうございました。」の一言で全てが完了し、次のステージに切り替わる。

個人的には2009年のM-1グランプリで準優勝した笑い飯さんの「鳥人(とりじん)が大好きです。

今回の断捨離のイメージはまさにこれ。

学んでいた頃の思い出、学びを活かしてある程度の結果を出せるようになった喜び。思ったようにうまくいかなくて苦渋を舐めた日々。

語りたい思い出や伝えたいことはたくさんあるんだけれど、そんな思いや感覚全てを「もうええわ!」で一蹴し、「どうも、ありがとうございました。」と感謝を伝える。

全てに折り合いをつけて、爽やかに退場していくこの感じ。

なんと素晴らしい言葉だろうか。「ありがとう、これまでの世界。こんにちは、新しい世界。」なんて言葉に言い換えてもきっと違和感はない。要するに、晴れやかな気分だってことだ。

今回の断捨離もあとは捨てる&本を売るだけ。これまでのことに「もうええわ!」と折り合いはつけられたので、「どうも、ありがとうございました。」という気持ちで完了させようと思います。

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