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コンサルタントとプロデューサーの違い

前置き少なめで結論から淡々と書きますね。

コンサルタントとプロデューサーの違いを知ることで、自分がしている仕事に対する理解を深めたり、置かれた状況に応じて適切な人の力を借りて物事を進めたりできるようになることを目的にこの記事を書いています。

コンサルタント

既存の商品、コンセプトをベースに利益を出すための手法の中で今最適な方法を見出し、適切な助言を行うことが役割です。

クライアントとの関係は顧問や相談役といったイメージです。

プロデューサー

まだコンセプトも決まっていない新たな企画を0から構築し必要な戦略の決定とリソースの配置を行うことが役割です。

クライアントとの関係はビジネスパートナーといったイメージです。

このように考えると、何かに困った時に誰にどのように相談すべきかが見えてきます。

コンサルタントとプロデューサーの使い分け例

ケース1:
今ある商品、サービスの売れ行きが落ちてきたけど対策が分からない時

こういった場合は、コンサルタントに相談するのが良いでしょう。

不調に陥った原因をヒアリングし、原因究明&対策づくりを一緒に進めて行くことになります。
ケース2:
今の事業が落ち着いて新たなサービスを作って販売したい時


こういった場合はプロデューサーに相談するのが良いでしょう。

あなたが考えていることややりたいことをベースに0から一緒に企画作りと実行を進めていくことになります。
ケース3:
今までの規模感ではなく、さらに大きく展開したいがアイデアが思い浮かびにくい時


こういった場合はプロデューサーに相談するのが良いでしょう。

自分だけでは思い浮かばないアイデアやビジネスモデルを提供してもらい、それに伴って一緒に進めていくことになります。
ケース4:
無駄が多い気がするから自分のビジネスを最適化したい時


こういった場合はコンサルタントに相談するのが良いでしょう。

コンサルタントの力を借りて自分自身の現状を整理して無駄を省いていくことができます。

ここまででなんとなく分かってもらえましたかね?

続いてコンサルタントとプロデューサーの能力の違いも書いてみます。

コンサルタントとプロデューサーの能力の違い

コンサルタントに求められる能力

・現状把握からの課題特定
・ヒアリング力
・意思決定をサポートする力
・解決策の提案力
・プランニング
・集客、セールス、リピート、納品などを網羅する基礎知識と技能

プロデューサーに求められる能力

・発想力
・ヒアリング
・問題解決
・コンセプト設定
・プランニング
・ディレクション
・実務実行
・全体を俯瞰した上での人、モノ、金の配置

微妙にかぶる能力も多いのですが、超ざっくりいうと

コンサルタントは今あるものを伸ばす人

プロデューサーは一緒に作り上げる人

というイメージです。

もちろん人によって定義が違うはずですが、僕はこの定義を持って活動しています。ちなみに僕はわずかにコンサル要素の入ったプロデュース型の人間です。

どちらがいいとかではなく、時と場合によってはコンサルティング能力の方が重宝することもあるし、プロデュース能力の方が重宝されることもあるってことを理解した上で、効果的にプロジェクトを進めるためにどんな力を使えばいいかを考えるきっかけにしてもらえると嬉しいです。

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