それ違うんじゃないですか？学んでも学んだことを活かせていないと感じるなら。
突然ですが、国民的ゲームであり世界に誇る日本のコンテンツ、ポケモンはご存知でしょうか。
主人公サトシの相棒であるピカチュウは電気タイプです。
電気タイプなので、「10まんボルト」や「かみなり」といった電気系の大技を覚えることができますし、必殺技にもなります。
ポケモンには他にも、炎、水、草といったたくさんのタイプがありますが、ピカチュウは炎タイプの大技である「かえんほうしゃ」や、水タイプの大技である「ハイドロポンプ」は覚えません。
そもそも火も水も出せませんしね。
やはり、ピカチュウにとっては「10まんボルト」や「かみなり」が至高の技なんです。
少し見方を変えると、僕たちにも同じようなことが起きてます。
僕達はポケモンのようにタイプは分かりやすくはありませんが、人それぞれ性格が違いますし、身につきやすい能力も異なります。
長めの前置きになりましたがここからが本題です。
学んだことをうまく活かせない理由
月商100万円越えのノウハウ、集客ノウハウ、スピリチュアルの秘技的なもの、セッション技術、セールス力、マーケティング、コーチング技術など、学ぼうと思えばありとあらゆるものが学べる時代になりました。
その分、学んだことを活かせない人も増えてます。
「100万円以上かけて起業ノウハウを学んだのに使えていない」
「スピリチュアルセッションよかったけど、全然人生変わってない」
「本業にするつもりで学んでるのに、一向に稼げない」
「お金払って学んだけど自分に合わなかった」 など。
学んだけど活かせないって結構辛いですよね。
「せっかくお金も時間もかけたのになんでー！！！」と言いたくなる気持ちも分かります。（僕も本気で学ぼうと思って頓挫したことがいくつかあります。）
なぜ、学びを活かせないのかを考えた時に、「学んだノウハウやスキルが低品質だった」という可能性もなくはないんですが、それで片付けてしまうと進歩がありません。
ぐちぐち文句を言ってたいならこれでいいかもしれませんが、今後何かを学んでも、また同じように”学んだけど活かせなかった”という事態に陥るだけ。
では、なぜ学びを活かせないのか？と考えたときに大きく2つの理由があると思います。
1つ目の理由は、切羽詰まっていない。
本気で追い込まれてたり、本気で今の現状をなんとかしないといけないんだったら、何はともあれ目の前にあることをやるはずなんです。
今すぐにこの場所から10秒以内に走り去らないとスナイパーに撃たれるみたいなシチュエーションだったら死に物狂いで逃げませんか？
今から1ヶ月以内に300万円用意しないと、大切な家族が一人死ぬという状態だったら、本気でお金用意しませんか？
ちょっと例えが極端ですが、切羽詰まってる時はその状態を打破するためになんでもすると思うんです。
稼がないとヤバい状態のときに学んだことはなんでも試すでしょうし、心の傷をどうにかして癒したいならセッションやセラピーに必死に取り組むことでしょう。
切羽詰まってる時はその問題をどうにかしたくて、目の前にことに必死に取り組みやすくなります。
ということで、学びを活かせない理由の一つ目は切羽詰まってないから。
もう1つの理由は自分の性格に合ってないことを学んでしまっているから
僕はこれが致命的な理由だと思ってます。
例えばですが、超内向型で人見知りの人が、コミュ力で交流会を制して仕事を獲得するノウハウを学んでもあまりうまくいかなさそうじゃないですか？
逆に外交的でいつも喋ってないと気がすまないくらいの超アクティブな人が、プログラミングを学んでも結構辛いと思うんです。
切羽詰まってたら別ですが、苦手なことってできれば避けたいと思うのが普通の反応です。
このように、自分の性格と学んでることがフィットしていないことが原因で、学びを活かせていない人はとてもたくさんいると思ってます。
気合を入れてやろうと思っても、感情的にやりたくなかったり、やろうとするけど思ったようにうまくいかずに空回ったりしてしまいます。
冒頭でポケモンの話をしたのは、この話をするための前置きです。
ピカチュウにとっての「10まんボルト」や「かみなり」のように、自分に合ったタイプであれば、すんなり覚えられるし必殺技級の武器にもなります。
しかし、「かえんほうしゃ」や「ハイドロポンプ」のように自分の性質に合わないものはそもそも身につきすらしません。
これを人間に当てはめると、
「カウンセリング技術は人より圧倒的に身に付きやすいが、巧みなトークで人を動かすセールス力は全然身につかない」
「そもそも自分に合ったものをこれまで学んでないから、何一つちゃんと武器になってない」
といったところでしょうか。
要は無謀だってことです。
この状態を回避するためにやるべきことは1つ。
自分自身の性質を理解すること
これに尽きると思ってます。
やっぱり自分の性格とか質に合ってるものって、楽にやれるんですよね。
ピカチュウは電気タイプだから電気系の技を覚えるように、僕たちも自分の性格に合った学びやスキルであれば、すんなり身につけることができます。
自分の性質を知り、それにあった学びを取り入れれば成長スピードも早まりますし、欲しい結果にも繋がりやすくなります。
僕の場合、「同じことを淡々と続ける」「成果が出るやり方が決まっている作業をひたすら続ける」といったことは苦手なので、「転売」を学んだ時はやれば結果が出ると分かっているのに全然行動できませんでした。
今はプロデュースをメインの仕事にしていますが、これは僕の「構造的に物事を捉える」「思考している時間が人より長い」「知的好奇心旺盛」「人と違うことをしたい」といった性質に合っているからメインの仕事になっています。
僕の例を一例として挙げましたが、このように僕たちは性格によって身につきやすいこと、身につきにくいことが分かれています。
何かを学ぶ前に、自分の使い方、性格を理解すべし
売上を上げる方法、人の心を癒す技術、潜在意識の解放、コミュニケーション術、マーケティング、セールス、SNS活用法、起業法など、本当にたくさんのノウハウがいつでも学べる時代になっているからこそ、それらのノウハウを学ぶより先に、自分の使い方を学んだ方が効果的です。
自分の使い方や性質を理解していれば、何を学べば自分の才能や素質がより活かされるか、自力で判断できるようになり、学びや自己投資を効果的なものに変えていくことができます。
とは言え、僕たちの場合、ポケモンのようにパッと見でタイプは分かりませんし、何が自分に合ってるかも基本的にはやってみるまで分かりません。
それだと結局、学んでみるまでは活かせるかどうか分からないということになってしまいますが、それを回避できる方法があります。
生年月日に基づく、生まれ持った才能を理解すること
これが絶対という訳ではありませんが、僕が有効だと思えている方法が生年月日に基づく生まれ持った才能を理解することです。
僕の場合は僕のメンターが開発した「統計心理学」という性質論を主に活用させてもらってますが、起業直後にこの考え方と知ったことで、自分自身の性質を理解した上でビジネスに取り組んでくることができました。
統計心理学は、生まれてきたタイミングで、性格、強み、弱み、成功パターン、失敗パターン、コミュニケーションのスタイル、意思決定の基準などに規則性があることを解き明かした理論です。
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