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31歳児の離乳食生活
肉を食いたい。
できれば歯応え抜群で旨味濃厚なやつ。
普段はそこまで肉を欲することはないのだが、親知らずを抜いてから5日間、いまだにまともな固形物が食べれず飢えている。
ある程度の痛みや腫れは想定内だったのだが、一つ大きな想定外があった。ほっぺたの内側が大きく腫れてしまって、噛み合わせるとほっぺたの肉を巻き込んでしまうのである。
何かを噛もうと思うと自分のほっぺたも必然的に噛んでしまうので、固めのものが全然食べれない。固形物を食べた方がいいとは思いつつ、しっかり噛み合わせることができないのだ。
結果、ここ数日の食生活はうどんを細かく切ったやつ、くたくたに煮た雑炊、蒸しパン、豆腐など、離乳食のようなご飯が中心になっている。
それに足りない栄養素をプロテイン、野菜ジュースでなんとか補おうとしているところ。
小さい頃からほっぺたは肉厚だったが、ここにきてそれが裏目に出るとは……。
僕がもし食肉だったとしたら、体の部分は筋っぽい安物の肉だと思われるが、頬肉は結構高級な部位になると思う。煮ても焼いてもきっとうまいだろう。
早く離乳食生活を脱出して、好きなだけ好きなものを思いっきり食べたい。
ほっぺたよ。さっさとへこんでくれ。
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