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愛犬が死んで4年。


こんにちは、『りく。』です。

皆さんにとって、忘れられない出来事はなんですか?

私は、愛犬を亡くしたことです。

この記事を読んで、悲しい出来事を無理に忘れる必要はないんだと
少しでも気持ちが楽になってくれると嬉しいです。



5/26。

私の愛犬がなくなって4年が経ちました。

皆さんは、大事な誰かを亡くした経験はありますか?

私は親族も含め、身近な誰かを亡くした経験は愛犬が初めてでした。


亡くなった当日、

珍しく、父親から電話が入っていました。

不思議ですよね。

胸騒ぎがしたのを今でも覚えています。

普段連絡を取り合うことがなかった父親からの連絡だったからでしょうか。

初めて、父親の泣き声を聞きました。

そして、愛犬と過ごす最後の日となったのです。



会ってからも、なぜか涙が出ませんでした。

幼い子供のように、命が尽きることの意味が分からないような感じでした。

実感がないんです。

明日になれば、また散歩に行こう!

と起こされるんだろうなと思うほどでした。



当時、私は1人暮らし。

実家に帰るたび、必ずインターフォンを鳴らしていました。

なぜなら、、、

インターフォンを鳴らすと、愛犬が必ず玄関で待っていてくれるからです。

家に入ると、飛びついてくれるのが嬉しくて。


けれど、それがもうできない。

もうないんだって思うと

亡くなった当初は、実家に帰ることができませんでした。

両親だって悲しいはずなのに、帰ってあげることができなかったんです。


久しぶりに帰った時は、玄関の前で泣いてしまいました。

それまで、いない事実を認めることができなかった自分が
初めていないんだと実感した時でした。


自分より悲しい人なんてたくさんいます。

けれど、その時だけは、
1番悲しいのは自分だったと思ってもいいですか?


亡くなるって会えなくなることだけじゃないんです。

遠く離れている人にも会えないじゃないですか。

その会えないとは全く違って。

なんて言ったらいいんだろう。

生気を失うんですよ。

心にポッカリ穴が空くってこのことだったんだと気付かされました。



4年経った今でも愛犬が亡くなった事実を引きずる自分がいます。

ずっと落ちているわけではないんです。

毎日普段通りに過ごしているけど、ふと思い出す時があります。


けれど、最近思ったんです。

悲しいことって忘れないといけないのかな。

乗り越えなきゃいけないのかなって。

きっかけや時間が解決してくれることもあるでしょう。

けれど、いつになるか分からない結果を待ち続けるより

誰かを大事に思う今の自分を許してあげれば気持ちも楽になりませんか。

誰かを心に思いながら過ごすことって素敵なことじゃないですか。


悲しいことは悲しいし、

忘れられないことは忘れられないと開き直っても

バチは当たらないと思うんですよね。


自分の気持ちを素直に認めてあげませんか?

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