プレゼント
「ダーリン!誕生日プレゼント何がいい?」
「あ~~誕生日プレゼントね~~」
ここ数年、自分自身誕生日プレゼントなるものをもらったことが無かったから考えてしまった
「ほら、私、ダーリンから誕生日プレゼントもらってるでしょ、、、
だからお返しの意味もあってプレゼントしてあげたいのよね」
もうその気持ちだけで嬉しかった、、、
けど、あらためて欲しいものと言われて考えてしまう
今、自分が欲しい物ってなんだろう、、、
最近読んでいたサタミシュウさんの小説、、、
読書の秋ということもあって立て続けに読んでしまった
★彼女はいいなり
★かわいい躾
★SでもMでもなくこれは恋とか愛
★私の奴隷になりなさい
★ご主人様と呼ばせてください
このシリーズを通して主人公はM役が転じてS役になること
そしてS役は必ずと言っていいほど録画?写真?として記録をとっている事
その記録をふたりの絆の様にしていること
ちょっと羨ましかった、、、
いままで半年ほどふわ美さんとはお付き合いを続けてきたけど
写真らしい写真はほとんど撮っていない
もちろんバレないようにするためなんだけど、、、
でも、どこかで二人だけの記録をしたいと思って始めたのが「録音」
これはこれでいいのだけど
やっぱり「写真」も記録として残しておきたいというのが本音
サタミシュウさんの「私の奴隷になりなさい」っていうタイトル
これ実は改題で、本来はスモールワールドというタイトル
ふわ美さんと自分の二人だけの小さな世界を作るのが、、、
今の自分の憧れなのかもしれない
「ふわ美ちゃん、、、ひとつ欲しいものがあるんだけど」
「何!何が欲しいの?」
「カメラ、、、欲しいな」
「カメラ?え~~高いやつ?」
「いや、高価じゃなくていいんだよ
二人だけの秘密を撮るカメラ、、、」
「ちょちょちょっとまって!
ダーリンそれで、、、撮るの?
二人の、、、それを?
え~~~~恥ずかしいよぉ~~~」
「そう、、、だからルールは決めるよ!
顔はうつさない
データとカメラはふわ美ちゃんが保管する
嫌なデータは消して良い
それはふわ美ちゃんの判断にまかせる
それならどうかな?」
「、、、変な恰好で撮らない?」
「大丈夫!綺麗に撮ってあげる!」
「、、、んん~~~
じゃあ、、、それならいいかなっ」
「やった~~!」
「どんなカメラが良いの?」
「カメラはあるから大丈夫、自分が使ってたコンパクトカメラ
ふわ美ちゃんの撮影権をプレゼントしてくれればいいよ」
「それならお安い御用じゃない!」
「え、、、ちょっと楽しみだったりする?」
「だって、、、綺麗に撮ってくれるんでしょ!」
「おまかせあれっ!」
う~~ん、また一つ夢がかなってしまった、、、
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